Re: はじめまして - さの (男性)

2023/02/15 (Wed) 06:38:33

めいこさん、はじめまして。

発症から３年経過されたんですね。

まず、「＜怒り＞である」や「バックペイン」等の
書籍に記述されている「内的自己の感情」については、
あまり重要視なさらなくても良いでしょう。
→ストレスリストの作成は不要

ストレス要素のことを考えると、イライラしたり
ムカムカしたり、どよーんとしませんか？
内的自己の感情ったって、なんだか掴みどころが
あるようなないような。

サーノ氏が米上院聴聞会に召集された際の質疑で、
「書籍に書かれた『内的自己の感情』が腰痛の原因と
科学的に実証可能か？」との質問を受けた際の回答は、
「残念ながら実証不可能だ」だそうです。
とはいえ、構造的要素と症状との特異度の低さに
関してはめいこさんが読まれた
書籍に記述のあるとおりで、こちらは科学的に
実証可能ですね。

さて、発症から３ヶ月経過以降を「慢性期」と呼びます。
慢性期に入った痛みを「慢性痛」と呼びます。
めいこさんは「慢性痛」に相当しますが、
慢性痛は原因がわからなくても改善します。

３年の間、原因探しに取り組んでおいでだったかも
知れませんが、原因探しはほどほどにしておいた
ほうが良いでしょう。

長谷川先生がおっしゃるには、「原因探しを
するよりは、ハッピー脳汁を増やすほうが早い」だ
そうです。私もコレを支持します。
コレは長谷川先生の持論ではなく、慢性痛診療の
先進国での研究の結果、明らかになったことです。
現時点では、望ましい方向性と言えると思います。

ということで、恐らくは「足りないもの」は、
これは日本社会で暮らす私たち全員にとっての
課題のようなものかも知れませんが、「痛み」に
ついての信頼度の高い情報かも知れませんね。

さのさまご返信ありがとうございました - めいこ (?)

2023/08/02 (Wed) 14:42:50

ご返信頂いていたのにレスが遅くなり大変失礼致しました。
ストレスリストは、不要なんですね。
長谷川先生の腰痛ガイドブックには、ストレスリストについては出てこなくて、どうなったのかなと思っていたところでした。
つまり、心因性腰痛の存在は間違いないものの、
内なる怒りが根源かどうかは定かではないというのが、最新情報なのでしょうか。

あれから、本を読んだり読まなかったり。自立訓練もそぞろで、相変わらず痛みもありますが以前より薬を飲む頻度は減っています。
しかし明確な改善がなくて、どうしたら良いものかと思っております。

心因性腰痛？ - さの (男性)

2023/08/14 (Mon) 20:35:04

めいこさん、こんばんは。

「ヒーリングバックペイン」にしろ、「心はなぜ腰痛を選ぶのか」にしろ、
「こころ」のことに書かれている部分って、大概の方が「当てはまる」と
感じるところがあると思いますよ。個人差はあるでしょうけどね。

さて、最新情報から言えば「内なる怒り」どころか、「心因性」と
考えること自体が医学の面からはアウトのようです。

客観的に「心因性」を証明できないからですね。

ですので、「原因探しをするよりは、ハッピー脳汁を」というわけです。

それと並行して、ノーシーボについて考えてみると良いと思いますよ。
心因性要素から原因探しをするよりは、よほど役立つと思います。

ではまた。