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腰痛と両下肢の痛み・痺れ - 無様な夫 (男性)

2018/08/14 (Tue) 17:34:51

60代半ばの妻の症状についてアドバイスをお願いします(トピ主は主人です)。五年前ムズムズ脚と診断され、その後立てなくなり、神経科に検査入院しました。MRI・CT・神経内科的検査をしましたが、全て正常で、神経性疼痛と診断されリリカを処方されました。そのおかげで腰・両下肢に痛・痺れはあるものの家事や旅行等にも行けるように回復していました。今年、6月頃から痛み・痺れが酷くなり、総合病院の脊髄・脊椎外来で以下の検査をしました。
全脊椎(頸椎・胸椎・脊椎)のMRI、背骨・股関節などのレントゲン、足の冷え、血行不良(血管閉塞)、神経内科的診断など。結果は、すべて年の割には良好と言われてました。最初は悪いところがなくて良かったと思っていたのですが、腰・両下肢の痛み・痺れは酷くなり、睡眠障害・食欲不振にもなり、このまま治らないのではという不安を強く感じ、少し鬱気味になっています。そんな折り、「腰痛は怒りである」に出会いました(他の2冊のサ-ノ博士の本は注文中です)。妻に読ませ始めたばかりです。また、マッケンジ-法によるリハビリ、AKA博多法の治療予約をしてあります。以下アドバイス頂きたいことです。
1.TMS適用と考えられますでしょうか
2.上記2つの治療は見合わせた方がよいのでしょうか
3.鬱になっている妻にどのように接するのがよいのでしょうか
見識と経験豊富な皆さまのアドバイスをお待ちいたしております。

Re: 腰痛と両下肢の痛み・痺れ - きむら (男性)  URL

2018/08/16 (Thu) 19:48:08

夫 さん
「無様」なものですか。奥様を思いやってのことでしょう?

さて、「TMSかどうか?」というご趣旨の質問のようですが、
基本的には「レッドフラッグがなければイエローフラッグ」ということに
なります。
世界の腰痛診療ガイドラインが言っていることは、文言は
多少違えどそういうことです。
「TMS」とか「潜在的怒り」を考えるよりも先に、
イエローフラッグ要素やこれまでの腰下肢症状の
診断と治療のいい加減さ等、そういう事柄への理解を
深めていただくのが良いと思います。

サーノ博士の業績は、整形外科医としての経験から
従来の診断と治療の根拠に疑いを向けたところに
最大のポイントがあると考えています。
TMSよりも先に、何故従来の診断と治療に疑いの目を
向けるのが妥当あるいは適切なのか?
そういうことが理解できていないと、AKAだろうが
マッケンジーだろうが、時間とお金のムダということにも
なりかねません。
(マッケンジーだAKAだトリガーポイントだ言うと
カッコいいし、一般の方々には耳慣れない言葉なので
「新しい!」と感じるのかも知れませんが、マッケンジーは
30年くらい前からでしょ?トリガーもAKAも同じ頃かと)

トピ主です - 無様な夫 (男性)

2018/08/28 (Tue) 10:45:48

木村様、アドバイスありがとうございました。
イエロ-フラグが何のことか分からず、あちこち調べて時間がかかり、お礼が遅れてしましました。
これらも理解し、多くの思い当たる点があります。また、性格もTタイプと多くの共通点があります。
追加して伊藤先生の腰痛学校も買い、読書法による治療を続けています。
女性にはこちらの方がわかりやすく、共感し易いようです。内容は理解出来ているようですが、症状が改善するまでには至っていません。
本人は私はガンコで自分の殻を破るのに時間がかかり、改善に至らないのかな-と言っています。
まだ、今までの呪縛から解放されるところまで行き着かないからだと思いますが、この解釈で正しいのでしょうか?
出来ましたら、アドバイスを頂ければ幸いです。

Re: 腰痛と両下肢の痛み・痺れ - きむら (男性)  URL

2018/08/28 (Tue) 19:51:25

まずは、ですね。
性格面のこととか、幼少期のこととか、そっち方面よりもですね。
伊藤先生の本にも書かれていたと思いますけど、「ノーシーボ」って
何なのか?
イエローフラッグ因子が、どう影響を与えるのか?って
いうところに対象を持って行っていただけると
良いと思います。

新たなエビデンスが出てくれば、これは違う話しになりますが、
現在のところ、調査を重ねれば重ねるほど、規模を大きくすれば
するほど、「レッドフラッグがなければイエローフラッグが原因」を
裏付ける調査結果が出ています。

「臨床転帰を改善させる為の有効な診断と治療が為されていない」
という調査報告もあります。

レッドフラッグは腰痛患者さん全体の5%前後か5%未満です。
ということは、ほとんどの方がイエローフラッグということです。

さらに、性格特性について原因への関与を認めるという調査結果が
あるかと思えば、そうでもなさそうだという結果もあります。
国によって、そのあたりの評価はまちまちのようです。
(国民性という要素はあるかも知れません。)

まずは、欧米の腰痛治療先進国の勧告とか、そういう事への理解を
深めていただくのが良いと思います。

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