腰痛治療最前線―TMSジャパン公式サイト-腰痛掲示板


現在の閲覧者数:

肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2017/11/17 (Fri) 14:46:24

はじめまして。PGと申します。

肩痛等の慢性疼痛について教えてください。

3年前に高所にあるトイレットペーパーを取ろうとして左肩に激痛が走り、整形外科を受診したところ、腱板損傷と診断されました。
特に治療もなく繰り返しやすいから気を付けてと湿布を頂いただけでした。
その後、整体で治療していますがなかなか完治しません。
整体では、左肩の関節が緩くもともと外れやすい、関節の位置を正して、インナーマッスルを鍛える腕立てや壁押しをするよう言われました。
現在、重たいものや引っ張られる動作をしなければ、痛みは出ませんが違和感はあります。
その間、2度ほど重いものを持ってしまい、痛みがぶり返しています。(痛みは1か月ほど続き、車の揺れでも腕が抜けるような感覚で痛みが増す)
そのため、かなりの動作不安があり、人に触られたり引っ張られて痛めるのではという恐怖があり、常に気にしています。
左肩の痛みのほかにも、捻挫や合わないインソールをきっかけにして足首がぐらぐらする感じや土踏まずの痛み、ふくらはぎの痛みなど出現したりなくなったり、また移動したりと不可解な症状を繰り返しています。

一度どこかを痛めるとそれをきっかけに不安な部位に緊張が走り痛みが増幅している感じがします。最近は心因的痛みなのではないかと思うようになりました。


長谷川先生の本は「腰痛は怒りである」「腰痛ガイドブック」を拝読しました。
「腰痛は怒りである」では慢性疼痛の記載もあり、腱板損傷や捻挫もTMSであると書かれていたため、もしかしたら自分の症状もTMSに当たるのではと感じました。
ただ、「腰痛ガイドブック」には腰痛以外のエビデンスの記載がないので、もしかしたら違うのかなと不安になったりもしています。

私のような症状はTMSでしょうか?
セミナーや個人治療プログラムに参加すれば、腰痛以外の症例も詳しく教えていただけますか?

どなたか教えていただけると幸いです。
よろしくお願い致します。

Re: 肩痛など慢性疼痛について - きむら (男性)  URL

2017/11/17 (Fri) 22:17:22

PGさん、初めまして。TMSジャパン会員の きむら と申します。
柔道整復師です。

一緒に冷静に考えてみましょう。

まず、どんな検査を以て「腱板損傷」との診断が出たのか?ですが、
私は診断根拠は希薄だろうと考えています。

肩関節の脱臼の既往のない方の、肩関節の通常の可動域内の運動で、
しかも肩部を強くぶつけた等の外力の働いていない状態で、
腱板損傷が起こり得るか?と考えると、「???」です。

次、「整体」でのこと。(皆さんが「整体」とおっしゃるのは、得てして
同業者であることが多いのですが…)
「元々緩く外れやすい」と言えるほど長いお付き合いなのでしょうか?
それとも現場で実際にいとも簡単に外しちゃったのでしょうか?

「関節の位置を正す」とのことだそうですが、「正していない状態」と
「正した状態」の違いは、何を以て判別するのでしょう?どんな検査で?
と考えていくと、これも根拠稀薄。

恐らくはTMS…というよりも、普通のイエローフラッグ性疼痛症候群だと思います。

腰痛ガイドブックをお持ちなのであれば、通院の肩関節痛の患者さんにも
やっていただいているのですが、ニュージーランドガイドラインの
危険因子項目の「腰」を「肩」と置き換えて読んでみてはいかがでしょう?


それからセミナーについてですが、非常に進行が早いです。
小人数セミナーですが、質疑の余裕はほぼありませんでした。
私が参加させていただいた時は、そんな感じでした。
個人治療プログラムは、「膝突き合わせて」のようですので、腰痛以外のことも
お答えいただけるのではないかと思いますが、詳しいことは長谷川先生まで
お問い合わせください。

Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2017/11/18 (Sat) 17:10:19

早々のご返信ありがとうございます。

〉まず、どんな検査を以て「腱板損傷」との診断が出たのか?

整形外科でレントゲンを撮りましたが、骨に異常ないため、診察で視診。両腕を平行に上げるように言われました。断裂している場合、腕は上がらないらしく、それはなさそうだと言われ、腱板損傷と診断名を告げられました。
今思うと、その時に言われた繰り返しやすいという言葉にひっかってしまったように思います。

〉肩部を強くぶつけた等の外力の働いていない状態で、
腱板損傷が起こり得るか?と考えると、「???」です。
高所にあるトイレットペーパーの袋を右手で取り、左手にぽんと落とすように持ち替えた時に激痛が走りました。確かにこの程度でこんなに痛みが長引くとは夢にも思っておりませんでした。

>元々緩く外れやすい」と言えるほど長いお付き合いなのでしょうか?

肩を痛める数年前からちょくちょく診てもらっていたため、まあまあ長いお付き合いです。
左肩、左足の関節が緩いと言われており、手技?で確認して分かるのかなと思っていました。

〉「関節の位置を正す」とのことだそうですが、「正していない状態」と
「正した状態」の違いは、何を以て判別するのでしょう?どんな検査で?

これも徒手整復やリハビリで正しい状態に戻すとばかり思っていました。。

〉恐らくはTMS…というよりも、普通のイエローフラッグ性疼痛症候群だと思います。

やはりそうですか。
ニュージーランドガイドラインとは「腰痛ガイドブック」の第4章危険因子に記載されている7つのカテゴリーのことでしょうか。
置き換えてよく読んでみたいと思います。
今日、注文しておいた「こころはなぜ腰痛を選ぶのか」が届きました。
まだ読んではいないのですが、「肩痛」の症例はないか気になったので、目次を見てみると「肩の腱炎」の記載がありました。
そこには「回旋腱板損傷は老化の一種であり、誤って痛みの原因とされる変形性脊椎症と似ている」とありました。
もしかして、「腰痛ガイドブック」に書かれているように白髪や小じわのような正常な老化現象、風邪やささくれのように自然に治るものなのかも?とはっとさせられました。
「こころはなぜ・・」は腰痛以外の疼痛についても書かれているようで読み甲斐がありそうですが、治療プログラムとしては古いのですよね。そこは斜め読みすればいいのでしょうか?

セミナーは進行が早いのですね。きっと、腰痛を主軸にした話になるのでしょうね。
それでしたら、個人治療プログラムが私には合っているような気がします。
まずは「腰痛ガイドブック」を自分の症例に置き換えて熟読したいと思います。
必要があれば、個人治療プログラムも考えてみたいと思います。

お忙しい中、ご丁寧にアドバイス下さりありがとうございました。
運転もできず、痛みも気になって行動が狭まりふさぎこみがちだったのですが、希望が見えてきました。
今後ともよろしくお願い致します。


















Re: 肩痛など慢性疼痛について - きむら (男性)  URL

2017/11/18 (Sat) 18:11:35

> 治療プログラムとしては古いのですよね。
> そこは斜め読みすればいいのでしょうか?

そうですね。TMS理論による治療プログラムは、斜め読みか
若しくは読み飛ばすくらいで良いでしょう。

さて、肩の件ですが、サルカス・サインと言って肩峰(上腕骨頭のすぐ上、
肩甲骨の肩先の部位)と上腕骨頭との間で、肉眼所見で明らかに「落ち込み」が
視認できる方がおられますが、こういうタイプの方は、「肩の嵌まりが浅い=
緩い」可能性があると思いますが、そうでなければ「緩い」と言える根拠は
「?」です。
また、肩関節の脱臼の既往のある方の場合、上腕骨の球状の部分と肩甲骨の
くぼみの縁のあたりでの骨同士の衝突によって、骨性損傷が発生し、反復性脱臼に
なってしまう方がおられるのですが、これは肩関節の脱臼がなければ、まずないと
考えて良いと思います。

お恥ずかしい話ですが、不適切な徒手検査で、「緩い」とやっている同業者は
少なくなくて…
私のところにも、膝や足首、肩で「『緩い』と言われて不安です」と来院される方が
少なくありません。

もし仮に左肩と左足関節が「緩い」としても、何故左だけ?
右肩と右足関節は正常なのに?という疑問。

で、いかにも徒手整復した、みたいな話だとすると、ニュージーランドガイドラインの
診断と治療の問題の4番に該当する可能性がありそうですね。さらに「元々緩い、
外れやすい」で、運動療法は良しとしても、「この先、長くなるかも知れないので
定期的に通院を」なんて言っていたら、それは…ということでしょうね。

全般に不安や恐怖を増幅させるようなアドバイスは、ネガティブな方向に作用します。
「守れ、護れ、保護しろ」と身体防衛的反応=痛み が強まるか長期化するか、です。

Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2017/11/19 (Sun) 00:06:56

きむら様
ご返信、アドバイスありがとうございます。
鏡で診た感じサルカス・サインではなさそうです。
肩の脱臼は幼少期、親と手を繋いでいた時引っ張られて抜けたことが2、3回あるようで、おぼろげながら記憶しています。ただ、どちらの腕だったのかはわかりません。
その時の治療の方法は良くわかりませんが、整形外科で治療したと思います。
今現在39歳ですが、幼少期を過ぎてからは一度も脱臼していません。
整体では、整形外科での脱臼の処置の仕方(一度抜いてからはめ込む?)は良くないので、それで関節の位置を元に戻すに時間がかかったといわれました。
今は正しい位置にあり、後は抜けないように気を付けて生活することと、腕立て等リハビリを続けるように言われていました。
ちなみに右肩は逆に閉まりやすく、右足も少し緩いと言われました。

確かに不安や恐怖を増幅するようなアドバイスですね。
幼少期の脱臼経験が気になりますが、イエローフラッグ考えて大丈夫でしょうか?

足の裏や足首の痛みはなくなったり復活したりを繰り返しているので、こちらはイエローフラッグだと理解しております。
引き続き、本をよく読んで理解を深めたいと思います。
詳しい患部の説明ありがとうございました。
またよろしくお願い致します。


Re: 肩痛など慢性疼痛について - きむら (男性)  URL

2017/11/19 (Sun) 09:22:34

> 整体

これ、いわゆる免許等を持たない「整体屋さん」でしょうか?
(TMS会員の「整体」の方には申し訳ありませんが)

とするなら、外傷に関する知識がどの程度おありになるか?

> 整形外科での脱臼の処置の仕方(一度抜いてからはめ込む?)は
> 良くないので、それで関節の位置を元に戻すに時間がかかったと
> いわれました。

肩関節脱臼の整復法って何通りかはありますが、そんなに沢山種類が
あるわけではないので、この話も疑わしいなぁ。

PGさんの幼少期の脱臼を整復した整形外科の先生方の処置を見たわけでも
なかろうに、「良くない」と決めつけるのも、どうかと思いますし。
(ちなみに、「整体」の方が「業」(料金が発生するか否かを問わず)として
反復性脱臼の「整復」をしたとすると、法的に問題が発生している可能性が
あります。また、柔道整復師免許保有者でも、脱臼や骨折の患者さんに、
「応急処置以外の治療」をするには、ドクターの先生の同意が必要です。
ドクターの同意なく骨折や脱臼の治療を継続的に行うと、これはやはり法的
問題が発生します。)

> 幼少期を過ぎてからは一度も脱臼していません

であれば、脱臼の影響は考えなくても良いと思います。

Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2017/11/19 (Sun) 17:29:37

〈これ、いわゆる免許等を持たない「整体屋さん」でしょうか?
柔道整復師の免許を持っているかよく分かりません。鍼の免許はあるようです。

信頼している方に紹介していただき、同じく紹介してもらった方が今まで治らなかった痛みが治ったとのことで診てもらっていました。

〉反復性脱臼の「整復」をしたとすると、法的に問題が発生している可能性が
あります。また、柔道整復師免許保有者でも、脱臼や骨折の患者さんに、
「応急処置以外の治療」をするには、ドクターの先生の同意が必要です。

そうなんですね。整形外科でも整体でも脱臼とは言われませんでした。腱板損傷と整形外科で言われたのみです。
整体では、肩の隙間にカルシウムが沈着し、石灰化すると夜も眠れなくなるくらい痛くなる人もいるということを聞きました。それでかなり不安になりました。
整形外科でレントゲンで診てもらった時も、石灰化はしていないといわれたと思います。

以前、交通事故で追突された時、ひどい腰痛になり、ドクターショッピングしてしまい、痛みに対して恐怖心や不安感が強く、敏感になってしまいました。
腰痛自体はほとんどよくなったのですが、(絶対治ると言われ、急に痛みが消えたのですが、今思うとプラシーボ効果だったような気がします)それ以来、怪我をしたり、痛めたりすると過剰に反応するようになってしまい、痛みが続くようになってしましました。
最近、「椅子が怖い」や「腰痛は怒りである」を読んだり、NHKの「腰痛革命」を観たりして、もしかしたらこの痛みや違和感は心因性のものではないかと思い始めました。

ちょっと頭が混乱してきましたが、脱臼の影響はなさそうなので安心しました。
思考を変えるのはなかなか難しいですが、本をよく読んで理解して頑張ってみようと思います。

貴重なアドバイスありがとうございました。
肩痛のエビデンスはなかなか見当たらないので、ありがたいです。



Re: 肩痛など慢性疼痛について - きむら (男性)  URL

2017/11/19 (Sun) 18:36:36

まず腰痛についてのエビデンスですが、信頼できる調査・研究結果からは、
「レッドフラッグさえなければ、構造損傷要素が腰痛の原因と言える根拠はない」
という、ベースとも言える要素は共通しています。
換言するなら、「レッドフラッグ徴候のない腰痛は、心理社会的因子=イエロー
フラッグによるものと言える強い根拠がある」です。

腰痛のイエローフラッグなら、これは腰だけのことだろうと考えるのは
いかにも不自然です。
レッドフラッグについても同様、腰だけに適用するのはいかにも不自然です。

腰、膝、肩。関節構造は異なりますが、関節を構成している要素は、
人間、どこをとっても同じでしょ?おおざっぱに、芯になるのは骨、
骨を動かす筋肉、筋肉や骨を栄養する血管、動かす信号を伝える神経、
感覚を伝える神経、皮下脂肪組織、皮膚組織…と。

さて、石灰沈着性肩関節周囲炎の話が出ましたが、この患者さん方は
興味深い傾向を示す方が多いです。
「昼間は痛いのは痛いけど、夜のほうが痛みが強い」
これ、構造要素から説明がつくでしょうか?
「むずむず脚症候群」(RLD,RLS)の方々も、同様なことを言います。
構造要素からも神経学要素からも説明がつかない現象です。

また、私は患者さん方には、「まずは医科の先生へ」とご指導しています。
レッドフラッグの鑑別のためです。(当然ながら私も鑑別をしますが。)

「肩に激痛。夜間痛が強い」で整形外科受診後に私のところへ来られた方が
何人かいますが、その中の複数の方が「石灰沈着はないそうです」と。
聞いてみれば、「ちょっと前に姉が石灰沈着性~になって…」とか、
「近所の方が(以下同様)」とか、そういう類のことをおっしゃいます。
不要な情報に過敏に反応しておられるのでしょうが、ご本人方には
当初そういう自覚はありません。

あるいは関節構造から言うなら、肩関節と股関節は似たような構造ですが、
股関節での石灰沈着性炎症の話は、聞いたことがありません。
私が寡聞で知らないだけかも知れませんが、構造医学を学んだと称するのなら、
「何故これが肩だけに?」と疑問を持つのは不自然なことではないと思います。

また、追突事故でのむちうち症(WAD)や腰痛に関しても、様々な情報が
それも不要な情報が入って来ます。
曰く、長引く、なかなか治らない、次から次と痛いところが変わる、
めまいがする、吐き気もする等々。
そう聞くとそのとおりに…

大切なのは、エビデンスを知ること、そのエビデンスが示すことを理解すること
(受け入れることができるのは「理解」の後です)、常識と言われてきたことは、
ほとんどが風説に近いことです。

それらを理解することが大切です。

もし時間を割いていただけるのなら、他スレッドもお読みになってみてください。

Re: 肩痛など慢性疼痛について - きむら (男性)  URL

2017/11/19 (Sun) 22:39:58

実際に肩の回旋筋腱板の損傷があったと仮定しましょう。
通常の可動域を超える外傷が、幼少期にあったとして、
30年以上も前の外傷の「後遺症」による痛みが、何故に
これ以前にはなかったのか?

あるいは「後遺症」の影響ではないとするなら、
通常の可動域を超えない何気ない動作で、それも
激しく繰り返すような動作ではなく、単発的な
日常動作で、肩の回旋筋腱板の損傷が発生すると
仮定しましょう。

「痛み」の発生のタイミングで、それが発生したと
考えるのは不自然で、根拠稀薄です。

皆さんが好むMRIでの検査で見つかる「異常」と言われるもの、
例えば脊椎の椎間板ヘルニア、膝半月板の損傷等々、欧米の
最新研究では「正常な生理的変化」と言われるものがほとんどです。
肩の回旋筋腱板の「損傷」も同様です。

Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2017/11/21 (Tue) 10:48:34

きむら様
お返事が遅くなってしまい申し訳ありません。
腱板損傷等の詳しい解説ありがとうございます。
やはり素人なので、専門家からの正しい情報を頂けると不安が払拭されありがたいです。

〈腰、膝、肩。関節構造は異なりますが、関節を構成している要素は、
人間、どこをとっても同じでしょ?

確かにそうですよね。大元は一緒ですものね。
「腰痛」を他の箇所に置き換えてすんなり読めそうです。


石灰化の話も皆さん整形外科等で言われることがあるんですね。
今思うと、本当に余分な情報で知らない間に振り回されていたかもしれません。
昨日母が興味深い話をしており、「レントゲンで背骨の周りが石灰化してるって言われたことあるけど、全然痛くないよ。老化現象だよ」と言われました。
これこそ椎間板ヘルニアと一緒で「正常な生理的変化」ということなのですね。

〉30年以上も前の外傷の「後遺症」による痛みが、何故に
これ以前にはなかったのか?

確かにそうですね。以前は鉄棒でぶら下がっても全然平気でした。。



ただ、ここで厄介なことに、
ここ数日新しく得たいろいろな知識と今までの治療の事が頭をぐるぐる回ってしまい、今までの治療が体に悪影響ではなかったのか心配になってきてしまいました。

腰に激痛があった時(もう9年も前)にしょっちゅう腰をアイシングしていたのですが、それが大丈夫だったのだろうかと急に不安になってしまい、
腰の痛みが久し振りに少しぶり返してしまいました。

こうなるとある意味、この痛みは心理的危険因子によるものであると実証できたわけですが・・・。

余分なことを考えず、ひとつずつイエローフラッグを減らせるよう努力しないといけませんね。

肩に関しての正しい情報、本当にありがとうございました。
ネガティブで本当に自分でも嫌になってしまうのですが、
過去は変えられなくても未来は変えられると信じて頑張りたいと思います。




Re: 肩痛など慢性疼痛について - きむら (男性)  URL

2017/11/21 (Tue) 11:34:13

> 昨日母が興味深い話をしており、「レントゲンで背骨の周りが
> 石灰化してるって言われたことあるけど、全然痛くないよ。
> 老化現象だよ」と言われました。
> これこそ椎間板ヘルニアと一緒で「正常な生理的変化」ということ
> なのですね。

おっしゃるとおり!お母様、ナイスアドバイス!
すんなり受け入れたPGさんも素晴らしい!

で、アイシングですね。
一般に、「外傷急性期にはRICE処置」と言われています。
RICEの「I」はIceingを指すわけですが、氷を当てている間は
ちょっとした変化は起こりますが、その変化に持続性はありません。
凍傷でも起こせば、持続的変化が発生する可能性はありますけど。

外傷の場合でさえ、「アイシングの有効性評価に対するエビデンス不足」や
はっきりと「有効性がない」と結論付けている研究もあるほどです。
ですが、「有害である」と評価しているものはないようです。
(要はコルセットと同じ評価ですね。)
ですので9年前のアイシングが、この期に及んで害を及ぼすようなことは
まずないと考えて良いと思います。

人間、表層の温度は気温の変化だったり、氷を当てたりで変化し易い
(だから温熱・冷却系の「治療」が効いているように感じるのだと思います)
ですが、深部の体温はそうそう変化しません。
哺乳類は恒温動物です。ヒトも哺乳類。

ホメオスターシス(生理機能の恒常性)というのは、そういうものです。

Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2017/11/22 (Wed) 11:41:58

きむら様

アイシングに関しての科学的根拠ありがとうございます!
ふと気にしただけで痛くなってしまった腰の痛みもアドバイスのお陰で不安→安心へと変わりました。
その後、普段通りの生活をし、本をもう一度読み、今朝少し違和感はありますが、ほとんど痛みがなくなりました。
今回の再発はあっという間によくなってしまい、驚いていると同時にやはりこれはイエローフラッグによる痛みだったと確信しました。
きむら様のアドバイスのお陰で不安が払しょくされこんなに早く痛みが消えました。ありがとうございます。
やはり正しい情報により不安や恐怖を取り除くことが大切ですね。

左肩痛は長い間、疼痛回避行動を続けていたため、まだ動作恐怖があります。
普段は違和感と少しの痛みのため、条件付けして回避している行動をどの段階で解除していけばいいか、行動するにもなかなか勇気がいります。

特に重量のあるものを持つや引っ張られる動作をすることができません。
その他にも普段は痛くないのですが、
・足首捻挫後、正座ができない、
・土踏まずを痛めてから、土踏まずのあたりが気になって今まで履けていた靴が履けない。
・ふくらはぎの筋を痛めてから坂道を歩くとふくらはぎが張ってくる。
・ふくらはぎが伸びてしまいそうでしゃがめない。

など結構な条件付けをしてしまいました。
多分、これも不安感や治療者から禁止されたことによってこのような動作回避を行ってしまったように感じます。
少しずつ動かしていくしかありませんね。
焦らず頑張りたいと思います。
いつも丁寧なアドバイスありがとうございます。
感謝しております。




Re: 肩痛など慢性疼痛について - きむら (男性)  URL

2017/11/22 (Wed) 14:57:13

> 今回の再発はあっという間によくなってしまい

おぉ、そうですか!それは良かった!

> 治療者から禁止されたことによってこのような動作回避を

腰痛診療ガイドライン諸国の事情が、今一つ不明ですが、
例えば「家族の問題」と「診断と治療の問題」カテゴリーは、
これ、ご家族あるいは医療従事者に限定せずにご親族全般、
ご友人・知人、あるいは学校の養護教諭(保健室の先生)
あたりにまで拡大適用すると、かなりの部分をカバーできると
思います。
でも、コレ、該当することが見つかったとしても、ご親族や
ご友人は、善意から言っていたことですからね。
何年か前の私も、ちょっと前までのPGさんも、世間のみーんなが
ヘルスリテラシーやサイエンスリテラシーの足りない状態だった
わけですからね。
現に大抵の方が、「イエローフラッグ?なにソレ~?」なわけですから。

> 行動するにもなかなか勇気がいります

最初の一歩が最も勇気を必要としますが、それはもうPGさんは
クリアできていると思いますよ。
最初の一歩=イエローフラッグ因子を受け入れること だと
私は考えています。

大丈夫。少しずつ進歩・改善できておられるようですので。

Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2017/11/22 (Wed) 16:13:44

きむら様

お返事ありがとうございます。

何度もすみません。
一つ伺い忘れたのですが、土踏まずの違和感と外反母趾のためにインソールを作ってみようかと思って予約していたのですが、あまり意味がないですかね?
とりあえず履ける靴が少なくて困っていたので、試しに作ってみようと思ったのですが。。
もし足裏の痛みが緩和してもそれはプラシーボ効果になるのでしょうか?


>でも、コレ、該当することが見つかったとしても、ご親族や
ご友人は、善意から言っていたことですからね。

そうですね。今、家族には少しずつ理解してもらっているのでそのあたりは大丈夫そうです。
ただ、周りにヘルスリテラシーやサイエンスリテラシーの高い人はいないので、自分一人で治すという気持ちで少し心もとないですね。
個人治療プログラムを本気で考えてみようかと思います。

>最初の一歩が最も勇気を必要としますが、それはもうPGさんはクリアできていると思いますよ。


頑張ります。一人で悩んでいたので、本当に助かりました。
ありがとうございます。


Re: 肩痛など慢性疼痛について - きむら (男性)  URL

2017/11/22 (Wed) 18:17:07

> 土踏まずの違和感と外反母趾のためにインソール

診察をさせていただいたわけではないので、断定はできませんが…

> 足裏の痛みが緩和してもそれはプラシーボ効果になるのでしょうか?

その可能性大だと考えています。

外反母趾の方は、今年も複数の患者さんがお見えですが、
形は変わらず靴を替えずで、皆さん「痛くない」状態に
なられています。
足底部の症状の方も同様です。

とはいえ、30歳代の女性が、履ける靴の選択に難渋するのも
忍びないので、PGさんのお気に入りの靴が履けるようになるのなら
インソールの使用は「有り」でしょう!

それにしてもですね。

> 家族には少しずつ理解してもらっている

素晴らしいことですね。
ここに思い当たらない方が多い中で、思い当たって下さった、
しかもそれをご家族に伝えた、さらにはご家族がこれを理解して
下さる。素晴らしいです。

Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2017/11/22 (Wed) 20:13:07

きむら様
お忙しいところお返事ありがとうございます。

>外反母趾の方は、今年も複数の患者さんがお見えですが、
形は変わらず靴を替えずで、皆さん「痛くない」状態に
なられています。

ということは外反母趾もイエローフラッグ性疼痛症候群でしょか。
私も普段は痛くないのですが、靴によってはズキズキしたりします。
足に合わない靴、遺伝、歩き方等が変形や痛みの原因と一般的には言われていますよね。手術される方もいたり。。
私は歩き方が変だといわれるので、それが変形の原因だと思い直そうとして意識し過ぎてしまい足に違和感が出たので中止しました。

>PGさんのお気に入りの靴が履けるようになるのなら
インソールの使用は「有り」でしょう!

そうですね。あまり気にせず行ってみます。

ありがとうございます。








Re: 肩痛など慢性疼痛について - きむら (男性)  URL

2017/11/22 (Wed) 22:57:18

そうです。現状、イエローフラッグ疼痛の治療は、
メソッド的なものだとか、こうじゃなきゃダメとか、
そういうものはないわけですので、柔軟に対応する
のが良いと思います。
仮にプラシーボであっても、不快症状が軽快すれば、
それで一向に構わないと思います。

Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2017/11/23 (Thu) 11:39:58

きむら様

いつもご親切にいろいろ教えて下さりありがとうございます。

そうなのですね。
余計な足の健康情報を聞かされそうですが、気にせず合う靴が見つかればいいかなくらいで考えておきます。
ありがとうございます。

何度も何度もうかがって申し訳ないのですが、ご迷惑でなければ教えてください。

昨日腰痛が一段落付いたと思ったら、久しぶりにふくらはぎのこわばり症状が出てしまいました。

3年ほど前に足首捻挫が長引いて、ぐらぐら感で夜も眠れなくなった時、ぐらぐらする足を固定しようとテーピングでぐるぐる巻きにしてしまったことがあるんです。
テーピングの仕方が良くなかったせいか、アキレス腱側に負荷がかかってしまい朝重だるい感じになってしまいました。
病院には行かず整体で診てもらうとアキレス腱の横の筋肉が張ってるといわれ施術されると良くなった感じがしました。

しかし、それからアキレス腱周辺が気になってしまい、アキレス腱を伸ばす行為をすると(上り坂、しゃがむ)と張るようになってしまいました。
筋肉の後遺症ではなくイエローフラッグだと思うのですが、ふと不安にかられてしまい
今回は何もしていないのに張り感が出て焦ってしまいました。

これもイエローフラッグと考えて大丈夫ですよね?

まだまだ理解が足りませんね。
まだ頭と心が付いて行っていないのだと思います。

来月の個人治療プログラムを早速予約しました。
具体的な治療方法等お話しがうかがえると安心できるような気がします。




Re: 肩痛など慢性疼痛について - きむら (男性)  URL

2017/11/23 (Thu) 13:59:24

ふくらはぎの感覚も、ほぼイエローだと思います。

これまでに「あれをすると悪い、これをしても良くない、
保護しろ、護れ、動くな、動かすな、痛かったら『治療』に来いだ、
毎日来い。」ばかりだったでしょうからね。

筋肉と腱ですが、栄養と休養が足りていない状態の
方でなければ、筋肉は使えば使うほど強くなります。
太くもなりますが。健全な筋肉痛も出ます。

腱もほぼ同様です。

痛みは何かの障害にはなりますが、レッドフラッグのない痛みは
基本的には無害なので、恐れる必要はありません。

> 個人治療プログラムを早速予約

そうですね。それが正解だと思います。

Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2017/11/24 (Fri) 09:39:23

きむら様
>ふくらはぎの感覚も、ほぼイエローだと思います。

今朝になってほとんど気にならなくなりました。
ありがとうございます。

>これまでに「あれをすると悪い、これをしても良くない、
保護しろ、護れ、動くな、動かすな、痛かったら『治療』に来いだ、
毎日来い。」ばかりだったでしょうからね。

そうですね。
結構、やってはいけないと言われたことがあり、結局怖くて条件付けしてしまいできるようになっていません。
条件付けの解除には勇気がいり、「痛くなったらどうしよう」という思いが捨てきれず、そこが課題です。

その具体的方法も個人治療プログラムで伺えるといいです。

いろいろとアドバイスありがとうございました。
少しずつ先が見えてきた気がします。
また、わからないことがあったらよろしくお願いします。

Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2017/11/24 (Fri) 21:40:48

きむら様

お忙しいところ、何度もすみません。

今日、インソールと靴を買いに行ってきました。
(結構人気があるようで予約がいっぱいで一か月以上待ちました。)
まだ少ししか履いていないのでまだわからないのですが、土踏まずが楽で履き心地は良さそうなのですが・・・。

ただ、シューフィッターの方の考え方に気になる点があり、ご意見をうかがえるとありがたいです。

<言われたこと>
・私の踵はすり減っており、右が1,3cm、左が1.1cm足りないとの事。
・外反母趾の曲がりもひどく、偏平足で親指の骨も薄くなっていて、このまま歩いてると体に悪い。
・顎が曲がっている(これは自覚しています)人は精神的に不安定な人が多い。
・骨盤?だったか仙腸関節だったか忘れましたが、結構曲がっている。
・足の長さがずれている。
・このような人は脳梗塞やうつになりやすい。
・歩き方は人間工学的に少し外股で歩幅は狭め。
・日本のインソールの作り方は100年遅れているので、ここでしか体を整えるものは作れない。

などなど。

最近、体の症状が出たり、消えたりで精神的にもいっぱいいっぱいだったので、途中思考停止しながら聞いていました。

取り合えず、インソールと靴は作ったので買いましたが、このインソールは3か月ごとに交換(すり減った踵の代わりで劣化するため)しなくてはならないのです。
1~2週間後と1か月後に調整、3か月後にインソールのみ取り換えとの事で予約を入れなければならなかったのですが、家でもう少し履いてからでないとすぐに結論が出せなかったので、そのまま帰ってきてしまいました。

そこのインソールは「土踏まず」が足の裏に当たってはいけないという考え方で作られており、
土踏まずが盛り上がっている靴を履くとビリビリしびれてしまう私にとってはありがたかったのですが、、。

言われていることがTMSの考え方とは全く違い、土台がしっかりしていないから体や心が不安定になり痛みがあちこちに出るという考え方で怖くて不安になりました。

今履ける靴がなくて本当に困っているので、割り切って靴だけ作ってもらうと考えればいいのか・・・なんだかよくわからなくなってしまいました。
主人にはそこは切り離して靴だけ作ってもらえばといわれましたが。

外反母趾の骨の曲がりはそのままほっといても大丈夫なものなのでしょうか?

アドバイスいただけるとありがたいです。
だんだん横道にそれてしまい申し訳ありません。

よろしくお願い致します。






Re: 肩痛など慢性疼痛について - きむら (男性)  URL

2017/11/24 (Fri) 22:16:47

呼ばれて出て来ました。w

さて、ニギヤカに大袈裟に根拠のない謳い文句を並べ立てる人物を、
何と呼ぶか?クワッカリーと呼びます。
「〇〇を××しないと病気になる!」と根拠のない文言で脅す人物は、
なんと呼ばれるか?
トキシックテロリストです。

長谷川先生もそうおっしゃっておいでですね。


・私の踵はすり減っており、右が1,3cm、左が1.1cm足りないとの事。
→「すり減っており」:根拠は?たぶん「ない」。
 「足りない」:何に対して「足りない」のか不明。
 人体は利き手、利き足があり、臓器配列は左右非対称。
 よって、左右非対称なのが「自然」。

・外反母趾の曲がりもひどく、親指の骨も薄くなっていて偏平足で親指の骨も
 薄くなっていて、このまま歩いてると体に悪い。
→「親指の骨も薄くなっていて」:根拠は?たぶん「ない」。

・顎が曲がっている(これは自覚しています)人は精神的に不安定な人が多い。
→勝手な思い込み。加えてPGさんに失礼な発言。

・骨盤?だったか仙腸関節だったか忘れましたが、結構曲がっている。
→何を根拠に?たぶん「根拠はない」。

・足の長さがずれている。
→どのように左右の脚を比較して?長さが左右で異なる?
 そりゃ少しはあるでしょう。人間、まったく左右対称じゃないんだし。

・このような人は脳梗塞やうつになりやすい。
→まったくナンセンス。根拠はない。

・歩き方は人間工学的に少し外股で歩幅は狭め。
→大きなお世話。歩容を言うなら、人間工学ではなく運動学の観点から言うべき。

・日本のインソールの作り方は100年遅れているので、ここでしか体を整える
 ものは作れない。
→たぶんハッタリ。恐らく、もっと賢く、もっと良い物を作る人は、ほかにも沢山いる。



ふぅ…
PGさん。これしきのハッタリや脅しで動揺しなさんな。

「『怒り』である」の前半や「ガイドブック」の内容を理解しましょう。
憶えるのではなく、理解。ヘルスリテラシーを高めるために。
それに尽きます。

Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2017/11/24 (Fri) 23:08:48

きむら様

早々のお返事ありがとうございました。
>PGさん。これしきのハッタリや脅しで動揺しなさんな。

本当ですね。
一つ一つご丁寧に解説をしてくださりありがとうございました。

外反母趾の曲がりや癖のある歩き方など、痛いところを付かれ、ついつい気にしてしまいました。

外反母趾や歩き方によって足が痛くなるということはないという理解でよろしいでしょうか?

そういえば、知り合いで生まれつき足の長さが違う方がいますが、とても元気そうで辛そうには見えません。
人間そんなに軟ではないと、きっとそういうことなのですね。

靴をどうするか。。迷うところですが、もう少し履いてみて調整に行くかどうか考えてみます。

〈「『怒り』である」の前半や「ガイドブック」の内容を理解しましょう。
憶えるのではなく、理解。ヘルスリテラシーを高めるために。
それに尽きます。

やはりまだまだですね。。
ガンバリマス。
お忙しいところありがとうございました。

Re: 肩痛など慢性疼痛について - きむら (男性)  URL

2017/11/25 (Sat) 08:57:00

> 一つ一つご丁寧に解説を

いえ、大急ぎでご質問に対するご回答をしただけですので、
今回は主に「根拠がない」と言える「根拠」をお伝えします。

「踵のすり減り」と「骨が薄くなっている」、「仙腸関節の『歪み』」等の
骨格系に対する指摘全般に「根拠がない」としたのは、それらがX線を用いた
上での評価ではないからです。
体表から見た、触っただけでは、「ちゃんとわかっている人」は「歪んでいる」
とか「ズレている」とは言わないと思いますよ。

例えば…長谷川さんの著書にも書いてあると思いますが、骨指標ね。
骨盤部のPSIS(後上腸骨棘)や肩甲骨の肩峰端とかあるいは
大腿骨の大転子とか。これらを正確に探し、左右の比較ができたとします。
それができたとしても、骨それ自体が左右で全く対称形かといえばそうでは
ないことがほとんどで、であれば左右比較した「評価」には、どれほどの
意味はないわけです。

仮にX線で見たとすれば、その無意味さは一層わかり易いと思います。
(なので骨系統に対するX線画像は、骨折・脱臼の有無の確認、骨髄腫等の
骨疾患の有無の確認等の目的で評価するものだと考えるべきです。)

仮に、X線画像上で「ズレ」や「歪み」のようなものが見つかったとしても…

ハイ、この先私がお伝えしたいことは?
わかりますよね?
長谷川さんがもう既に本に書いて下さっているわけです。

実際にPGさんの診療をさせていただいたわけではないので、
断定的に言えるのはこの程度です。
外反母趾については、以前お伝えしたとおりです。

さて、ここからは全くの余談、蛇足です。

私たちは日本の教育制度下の教育を受けて育って来ました。
日本の教育の基礎は、「読み」「書き」「そろばん」だと思います。
「そろばん」は計算の方法、読み、書きは文字通り。
いずれもが、「憶えること」が主眼です。「そろばん」は一見思考の
教育のようですが、思考の教育ではなく、「計算の方法を憶える」教育です。

これふま。

高等専門教育を受けた方でも、基本は「憶えること」だったと思います。

私の学生時代の解剖学の先生は、常に言っていました。
「君たちは、解剖学や生理学は『憶える』学問だと考えているだろうけど、
違うんだよ。『理解する』ことが求められる学問なんだよ。」と。
(理解することが求められるのは、医学教育課程の科目全部だと
私は考えていますが。)

学生時代には、この先生の言葉の意味がわかりませんでしたが。w
最近になって、ようやく意味が少しわかったように思います。

で、余談の余談。
医学教育の上で最も大事な解剖学と生理学は、大抵1年生で
やるんですよ。
大学や医専の1年生ですよ。
日本の受験制度下で、必死こいて詰め込みの勉強をして、
やりたいこと、遊びたいことをガマンさせられて、合格して…の
1年生ですよ。
日本の受験制度下では、時期は「わが世の春」状態ですよ。
小うるさい親御さんから離れ住んで。w
マジメに勉強しますかね?
私なら遊びます。w
で、詰め込みの得意な学生が、定期試験前に「詰め込み」やるわけです。
及第点くらいは取れるでしょう。進級できてしまう。
2年生になっても、また遊ぶと。w
でも、及第点くらいは取れるので…と学生時代はこんな感じ。

遊ぶことも大事なんですよ。大事なんですけど、遊ぶべき年齢で
遊んどけ、遊ばせとけってことでしょうね。

Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2017/11/25 (Sat) 19:20:09

きむら様

>それらがX線を用いた上での評価ではないからです。

そうなんですよね。足を触ったり、長さを測ったりはしていましたが、どのようにズレや歪みが分かるのかなとは思いました。

>仮に、X線画像上で「ズレ」や「歪み」のようなものが見つかったとしても…

それは痛みの原因ではないということですね。

>外反母趾については、以前お伝えしたとおりです。

そうでした。イエローフラッグ性疼痛というわけですね。

そのイエローフラッグによる因子を除去するためにインソールを作りに行ったのに、このような呪いをたくさんかけられるとは思いませんでした。
(おかげで少し腰が張ってます)
これぞクワッカリーということですね。

ようやく履きやすいインソールを作ってもらえたのですが、また呪いをかけられると思うと不安になります。

黙って靴だけ作ってくれればいいのに。。。

1週間後、1か月後の調整、3か月後にインソール交換(2万円)それがエンドレス・・・。

幸か不幸か履きやすい。。。

ああ、どうしよう。

すみません。愚痴になってしまいました。。

>『理解する』ことが求められる学問

私も学生時代は「覚える」学習をよくやっていた気がします。
「理解する」よう努めなければなりませんね。
近ければ、きむら様の接骨院で診ていただきたいところです、本当に。









Re: 肩痛など慢性疼痛について - きむら (男性)  URL

2017/11/25 (Sat) 21:06:32

> 1週間後、1か月後の調整

ほうほう…マメですな。マメ過ぎるくらい。

> 3か月後にインソール交換(2万円)

えぇぇぇ~っ?
コスパ悪くない?w
一般市販品は?試してみました?

> それがエンドレス・・・。

いや、だったら靴自体をオーダーしたほうが
良いかもですよ?コスパ的に。

それも余計なことを言わない職人さんに。

> 呪いをたくさんかけられる

ちょっと困りものですよね。w

でもね~。
それだけPGさんが、「疑う」ということをしない人だと
いうことだと思うんですよ。
今の世の中にあって、それは美点ですよ。

私は逆だもんね。w
患者さん方からは、最初のうちは「なに常識外れなこと
言ってんだ。バカかこいつ?」みたいに見られるしね。w
「ドクターの『診断』をないがしろにする気か?」とかね。

まー、それが信頼度の高い資料をご覧いただき、解説をしている
うちに…だと思いたい。w

> 近ければ、きむら様の接骨院で診ていただきたい

近くまでお越しの際には、是非ご連絡ください。

Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2017/11/26 (Sun) 21:46:11

きむら様

<えぇぇぇ~っ?
コスパ悪くない?w

そうなんですよ。コスパ悪すぎますよね。。

「インソールは消耗品です」と渡された紙に書いてありました。
たくさん病気やケガの名称が書いてあって、これらの症状が足もとからのゆがみやズレから起こる。
それをインソールによって解決するというようなことも書かれていました。
(というか足元がきちんとしていないとどこへ行っても治らない的なことも言われましたし。。草履や5本指ソックスもダメとかHPに書いてあったような)

<一般市販品は?試してみました?

足元にいろいろと呪いをかけてしまった結果、今まで履けていた靴が履けなくなってしまい、今普通に履ける靴が1足(何とか2足)しかないんです。
そのため、いろいろな靴やインソールを試したのですが、結局どれもダメでした。
特に土踏まずが高くなっているインソールの入った靴を履いて一度ビリビリしびれるようになってしまってからは普通のスニーカーでさえ気になるようになってしまったんです。
「土踏まずが極端に盛り上がっている靴は足を壊してしまう」「青竹ふみも良くない」ということを整体の先生に言われたことが潜在的に頭に残っていて、呪いをかけてしまったのかもしれません。

例のインソール屋も同じようなことを言っていたので、土踏まずの当たらない靴を作ってくれるかも。。とTMSのことを知る前に予約してしまったんですよね。

履ける靴がほとんどないので、迷うところなのですが、
ここ2日程そのことばかり考えてしまい、なんだか体の調子が悪くなってしまいました。。

今まで、たくさんの呪いをかけられ、自分でもかけてしまったので、
毎週、1か月後、3か月後に行かなければならないと思うと今までのトラウマで不安や恐怖が増幅してしまい、結局予約の電話はできずにいました。

靴自体はよかったのですが、精神衛生上良くない上、
私の性格上割り切って治療と並行できない気がしたので、
このままフェイドアウトして、靴屋には行くのをやめようかと思います。
靴自体は履きやすいので、残念です。

個人治療プログラムもあるので、それに期待して、自分でも理解を深めて、
今まで履けていた靴が履けるように頑張る方が近道かなとも思いました。


<それだけPGさんが、「疑う」ということをしない人だと
いうことだと思うんですよ。

ありがとうございます。。でも、人の意見にただ流されやすいだけというか、正しい情報を見極める力を養わなければなりませんね。

いろいろとアドバイスありがとうございました。
まずは、個人治療プロブラムに向けて、心を平穏にしておきますw


Re: 肩痛など慢性疼痛について - きむら (男性)  URL

2017/11/26 (Sun) 23:07:03

> 「インソールは消耗品です」と渡された紙に

まぁ、これはそうかなとは思います。

> これらの症状が足もとからのゆがみやズレから起こる。

これは、もっともげにそう言っているけど、根拠のないことです。
足の内返し捻挫では、足首だけでなく指の骨(とはいえ中足骨ですが)に
影響が出ている人が多いですけど、捻挫をやったからって捻挫が元で病気に
なったなんて話、聞いたことないですよ。
なので、これは脅し文句。
日本人の好きな「足ツボ」神話の悪用だな。

こういうこと言うのは、立川あたりの同業のセンセかな?w
「足専門」ってところがあるって聞いたことあるけど。

> 足元がきちんとしていないとどこへ行っても治らない的な

ニュージーランドガイドライン「診断と治療の問題」の4番め。
「治療への依存を強化し、受け身的な治療を継続させようとする
脚色された説明」ですね。

「原因不明」だの「モートン病」だのと診断もらっている人でも
インソール入れずに治ります。症状の消失は現にあります。
外反母趾だって。

ヘルスリテラシー向上は、learnとunlearnから。
何が正しいのかlearnできれば、結果としてunlearnが
できるようになると思います。

Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2017/11/27 (Mon) 09:37:03

「インソール」は・・ではなく、「足は消耗品です。」の書き間違いでした。すみません。
確かにインソールは消耗品ですね。


>捻挫をやったからって捻挫が元で病気に
なったなんて話、聞いたことないですよ。

確かにそうですよね。
足の消耗によって体のバランスが崩れ、脳梗塞やメニエール病、更年期障害など、いろいろな疾患になる直接的な原因と書いてあって、科学的根拠は書いてありませんでした。

>こういうこと言うのは、立川あたりの同業のセンセかな?w
「足専門」ってところがあるって聞いたことあるけど。

足専門の治療家ではなく、インソール制作方法を海外で学んで、足の勉強は独学?と思われます。
特に治療家ではなさそうです。

科学的根拠のない理論を並べて、なぜか履きやすい靴が作れるのかだけが疑問ですが、(職人の感?)
このまま行くとそこの靴しか履けなくなるという呪いにかかりそうですね。。

>「治療への依存を強化し、受け身的な治療を継続させようとする脚色された説明」

私はこの影響がかなり強いと思います。
最近は踵が少し気になりますが、これも構造的な痛みではないと自分に言い聞かせ、普段通りに生活したいと思います。

<ヘルスリテラシー向上は、learnとunlearnから。
何が正しいのかlearnできれば、結果としてunlearnが
できるようになると思います。

個人治療プログラムは2コマお願いしました。
たくさん学んで来ようと思います。
いろいろとアドバイスありがとうございました。





Re: 肩痛など慢性疼痛について - きむら (男性)  URL

2017/11/27 (Mon) 11:49:02

> 「足は消耗品です。」

これはまたいい加減なことを…

その方のご商売の邪魔をするつもりはありませんが、
ウォーキングを初めとして、体を動かすことの健康への
有用性は、様々な調査や研究によって明らかにされています。
現時点でも続々と報告が出ています。
「足(脚でも同様)は消耗品」だったら、交通機関や交通手段の
未発達地域、つまり徒歩での移動が多い生活文化の地域で、
腰痛を初めとした運動器疼痛や生活習慣病の類は日本を上回る
発症率になるはずですが、アフリカ等と比較した場合、
これは明らかに成り立たない論理だと思います。

> たくさん学んで来ようと思います

多くの「気づき」に恵まれることと思います!

Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2017/11/28 (Tue) 10:45:47

<これはまたいい加減なことを…
そうですよね。

<アフリカ等と比較した場合、
その人曰く、土の上で生活している人はコンクリートでの生活の人より足が消耗しにくいらしいです。

毎日ヒールを履いても大丈夫な人はどうしてなのか聞いたら、もともとの体のつくりがダンプカーのように丈夫で、私は軽自動車だそうです。。。

なんかもう、ああ言えばこう言われてぐったりしました。

「小柄でフィギュアスケートでジャンプしている選手なんてどうなってしまうのだろうか」と思ってしまいました。

健康であれば真偽の判断がついても、体に問題を抱えている人たちはこの辛さから解放されるならと思って言っていることがおかしくても信じてしまうかもしれませんね。

今まで履けていた靴がまた履けるようになることを目標に頑張りたいと思います。
いつもありがとうございます。


Re: 肩痛など慢性疼痛について - きむら (男性)  URL

2017/11/28 (Tue) 11:59:42

> ああ言えばこう言われて

クワッカリー、恐るべし…
PGさん、だいぶご理解が進んでいることと思いますので、
靴とインソール、足についてはこのくらいにして…

> この辛さから解放されるならと思って言っていることが
> おかしくても信じてしまうかも

この件については、下記の本を読んでいただけるとご納得
いただけると思います。

「テレビは見てはいけない 脱・奴隷の生き方」
著者:苫米地英人氏(PHP新書)

Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2017/11/28 (Tue) 16:34:04

そうですね、これ以上書くと呪われそうですので。。

<「テレビは見てはいけない 脱・奴隷の生き方」
著者:苫米地英人氏(PHP新書)

情報ありがとうございます。ぜひ読んでみたいと思います。



Re: 肩痛など慢性疼痛について - きむら (男性)  URL

2017/11/30 (Thu) 08:59:21

長谷川先生の個人治療を受けられる前に、足部を医科の
先生に診てもらったほうが良いかも知れませんね。
足のレッドフラッグ有無の確認のために。
(まず「無い」と考えて良いと思いますけど、念のためです。)

現段階で「足部痛のレッドフラッグ徴候」は定められていませんが、
腰痛のレッドフラッグをふまえると、概ねこんな感じかと考えています。

・骨折(疲労骨折を含む)
・脱臼
・感染症
・血管障害
・ほか


いずれも連続的(継続的)な、絶え間なく徐々に強くなる痛み、
腫れ(むくみではなく)、変色(皮下出血を含む)等が
出ます。→ホンモノの炎症の徴候

Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2017/12/01 (Fri) 10:58:41

きむら様

いつもアドバイスありがとうございます。
やはり一応診てもらった方がいいのですね。

足は土踏まず、ふくらはぎが主なのですが、普段はほとんど気になりません。
数年前に痛めたところが条件付き(靴、坂道、しゃがむなど)で痛くなるのですが
、医者には古傷が痛むときがあるといって診てもらえばいいのでしょうか?
レントゲンを撮ってもらうくらいですかね。

何を言われるかドキドキしますが、来週行ってこようと思います。

Re: 肩痛など慢性疼痛について - きむら (男性)  URL

2017/12/01 (Fri) 13:44:45

受診動機は…

そうですね、そんな感じが良いと思います。
飽くまでもレッドのないことが確認できれば、それで
良いわけですので、それ以外の診断や指導があった場合は
右から左へ聞き流すおつもりでおられれば良いでしょう。

Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2017/12/02 (Sat) 20:58:08

きむら様

ありがとうございます。
いろいろ言われるかもしれませんが、あまり気にしないようにします。

Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2017/12/08 (Fri) 17:40:20

きむら様

今日、整形外科で診てもらい、レントゲンも撮りました。骨に異常は特になくて、きれいな状態らしいです。

外反母趾の曲がりの方が気になるようで、指の体操やインソールを勧められました。
そのインソールがきっかけで土踏まずが痛くなったんですけど・・・と思いましたが、聞き流しました。

ふくらはぎは少し筋肉が固いと言われ、アキレス腱やふくらはぎを伸ばすストレッチを勧められました。
これも、ふくらはぎを伸ばすと痛くなるんだけど
・・・と思いましたが、聞き流しました笑。
ふくらはぎが固かったのは、多分私が動作恐怖で、医師にアキレス腱を伸ばす動かし方をされて、こわばらせてしまったからだと思います。
土踏まずのしびれはふくらはぎの固さからきているのではとも言われました。(それはないと思います。今現在、ふくらはぎの痛みは出ていないので)

数日前より久し振りに土踏まずのしびれがぶり返してしまいました。
多分、履く靴が少なくて不安になり「今履いているこの靴が履けなくなったらどうしよう」とついつい思ってしまい、土踏まずに注目してしまったためだと思います。

マイナスな考えがすぐに体に反映してしまって厄介です。
不安や恐怖を取り払うように気を付けているのですが、なかなか・・。
気にしないように普段の生活を続けたいと思います。
土踏まずが気になっても、無視して今まで履いていた靴を履いていればいいのですよね。
一進一退ですが、一喜一憂せず生活したいと思います。

Re: 肩痛など慢性疼痛について - きむら (男性)  URL

2017/12/08 (Fri) 18:35:37

様々耐性がついておられるようで、進歩していますね。

さてさて、他の方のスレに出て来た言葉なのですが、
「ビジョンノート」。

コレ、良いと思います。
これまでのことよりも、これから先の楽しみに目を向けると。
差し当たりPGさんの場合、「こんなデザインの履きやすい靴を
買ったら、どこへ出かけようかな?」とか、そんな感じで。

Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2017/12/10 (Sun) 00:13:18

<様々耐性がついておられるようで、進歩していますね。

ありがとうございます。
後は、症状が徐々になくなっていけばいいなと思います。

>「ビジョンノート」
少しネットで調べてみました。自分の思考の癖が治せそうな気がします。
アドバイスありがとうございます。
やってみたいと思います。

Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2017/12/14 (Thu) 11:00:36

先日、長谷川先生の個人治療プログラムを受けに行ってきました。3時間はあっという間でしたが、具体的な治療方法、ヘルスリテラシーのお話など貴重な時間となりました。
今後少しずつ症状が改善していく希望が持てました。
まだほかにもアプローチの仕方があるそうなので、機会があればまた伺ってみたいと思います。
慢性疼痛の治療アプローチ以外にも印象に残ったのが子宮頸がんワクチンや母が気にしていたコレステロール治療薬のお話です。
特に、先日、子宮頸がんワクチンに関する正しい情報を広めている日本人医師の村中璃子さんがジョンマドックス賞という国際的な賞を受賞され、海外では大々的に報じられているにも関わらず、日本のメディアではほとんど報じていないという事実に驚きました。

自分自身のヘルスリテラシーを高める必要性をひしひしと感じました。
また、機会があればセミナーにも参加してみたいなと思いました。

まずはご報告まで。。


Re: 肩痛など慢性疼痛について - きむら (男性)  URL

2017/12/14 (Thu) 17:03:23

有意義な時間だったようで、何よりでした。
私も個人治療プログラムは受けてみたいのですが、
何しろ対象となるような疾患がないもので。w

> ジョンマドックス賞

ノーベル賞とイグノーベル賞の話題は報道されるのに。w
ジョンマドックス賞とボルボ賞については全くですからね。
私たち庶民には知って欲しくない、知られたくないこと
なのかも知れませんね。
報道される「賞」といえば、あとはグラミー賞かアカデミー賞、
サイ・ヤング賞くらいですかね。w

#そう考えると背筋が寒くなる思いがしますね。

こういうことをしているから、優秀でガッツのある研究者の
方々が、海外に流出してしまうのでしょうね。

#某女性代議士さんの、「一番じゃなきゃダメなんでしょうか?」
#発言でこの現象が加速された感がありますが。

Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2017/12/17 (Sun) 15:35:13

きむら様

>ノーベル賞とイグノーベル賞の話題は報道されるのに。w
ジョンマドックス賞とボルボ賞については全くですからね。

結構、報道も偏っているのですね。毎日、相撲問題、不倫問題で大騒ぎの報道に、長谷川先生もうんざりしているようでした。。

>こういうことをしているから、優秀でガッツのある研究者の
方々が、海外に流出してしまうのでしょうね。

そういえば、今年のノーベル賞は日本人誰も受賞しませんでしたね。NHKスペシャルでも東大研究不正の問題もやっていたようですし。。

一番じゃなくてもいいですが、一番目指すくらい優秀な研究者が日本でしっかり研究できる国になってほしいものですね。。

昨日、近所のドラッグストアでおじいさんが膝がたまに痛くなるようで、最近はずっと痛いから対策方法はないか店員に聞いていました。
おじいさんは一生懸命自分の症状を事細かに言っていましたが。。きっと私と同じなんだろうな。。と思いながら、湿布を出してもらう一部始終を見て、なんだか悲しくなりました。

いつになったら世の中から慢性痛の無駄な診療や処方がなくなるのでしょうね。

私もまだまだ動作恐怖がありますが、プラス思考、6割の動きはやってみるを実践して、いつの間にか治っているのが理想です。
痛みの事ばかり考えず、まずは忙しい年末年始を楽しみたいと思います。

Re: 肩痛など慢性疼痛について - きむら (?)  URL

2017/12/19 (Tue) 09:32:19

>いつになったら世の中から慢性痛の無駄な診療や処方が

イエローフラッグ要素やノーシーボ要素が認識・自覚できない、
受け入れられない方は、どうしたっておられますが、それでも
「調査・研究の結果を見るとこうなんだ」ということは
知っておいていただきたいですよね。
←受け入れられないタイプは、エビデンスを示せば示すほど
責められているように感じているのか…
そういう方ほど「オレのはそういうのとは違う」やら「オレには
ストレスなんかない」と言い張る傾向があるのは、長谷川さんも
おっしゃっていますが、まったくそのとおりです。
だから、二言めには「どうせ『治らない』のだから、少しでもラクに…」と
「治らないものだ」と決めつけているわけで、これはNZガイドラインで
言うなら、「不適切な態度と信念」の4や5に該当しそうですが、
実際にこれをご覧いただいても、そういう自覚も当然ないわけです。

なので、なくなるということはないと思いますが、もう少し
減らすことはできるだろうと期待しているのですが…

Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2018/03/16 (Fri) 18:17:09

ご無沙汰しております。3か月ぶりの投稿になってしまいました。
年末年始バタバタしてしまい、掲示板からすっかり遠ざかってしまっていまい、上記のお返事がそのままになってしまい申し訳ありませんでした。

長谷川先生の個人プログラム以降、先生のfacebookを確認したり、マインドフルネスやアファメーションの本を読んだり、症状の事をあまり考えない、寝る前に感謝の言葉を浮かべるなど実行してきました。
腕の痛みに関しては、動作恐怖が少しずつなくなってきています。
まだ、重たいものを持ったり、思い切り引っ張ったりはできませんが、今までできなかったことが少しずつできるようになってきたので、次は運転に挑戦しようと思っている今日この頃です。

ただ、最近、左足の親指の違和感が強くなっていて困っています。

左足の親指の裏の部分の骨が右よりも出っ張っているような感じがして気になってしまい、
また外反母趾も左だけが痛かったりで、また不安感に襲われてしまっています。

一年半ほど前に、歩き方を矯正するために、思い切り足の親指で蹴って歩く練習をしてしまい、
その時に左足の親指付近が歩く度にパチンと鳴るようになってしまったのです。
一か月くらいして音はならなくなったのですが、それから左足の親指の付け根の部分を歩くたびに意識してしまうせいか、
違和感があります。
違和感が痛みになることもあれば、あまり気にならないこともあったりするため、
これもイエローフラッグ性疼痛症候群ということになるのでしょうか?
折れているわけはないと思いますが、骨や筋が変になっているのではとついつい考えてしまいます。
病院で診てもらった方がいいのでしょうか?

靴問題もまだ解決しておらず、一足しか履けない日々が続いていて、これも不安の種になっているのだと思います。

アドバイスいただけると幸いです。
よろしくお願い致します。


Re: 肩痛など慢性疼痛について - D (男性)

2018/03/16 (Fri) 20:43:17

PGさん

Dと申します。
(元7年来の腰痛膝痛患者、長谷川先生のTMS-Japanメソッドで回復)

足の親指、気になりますね(ーー;)

イエローフラッグかどうかは、まずは病院での診察が第一になります。
整形外科等行かれて、診断名を聞いてきてくださいませ。

診断名によって、イエローフラッグかどうかがわかります。

Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2018/03/19 (Mon) 00:46:49

D様
初めまして。PGと申します。
アドバイスありがとうございます。
やはり、病院に行った方がよさそうですね。

年末に左足首の異常がないかレントゲンを撮ったため、同じ個所をレントゲン撮影することが少し心配です。
個人治療プログラムの際に、長谷川先生にレントゲンの怖さを教えてもらったので・・・。
年末に撮った時は特に何も言われませんでしたが、足首中心に診てもらったため、足の指付近の骨の異常は確認していたのか不明です。

そのことも含めて、整形外科の先生に聞いてから診てもらった方がいいのかもしれないですね。

いろいろとすみません。
また、何かアドバイス等ありましたら、よろしくお願い致します。


Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2018/03/20 (Tue) 17:26:44

今日、整形外科に行ってきました。
診断名は、種子骨障害というものでした。

外反母趾によって種子骨(親指の骨)と足底腱膜の位置がズレて当たりが気になるのではないかとのことでした。


外反母趾も手術をするほどではないと言われ、解決策としてインソールを作ることになりました。

インソールは今まで何枚も作っているのですが、
イエローフラッグによる土踏まずの不快感でなかなか合うものがありません。
作製技師の方に「イエローフラッグが・・」といっても伝わらないと思いますが、保険も利くようなので、困っていることを伝えてお願いしてみます。
合うかな、どうかなと考えてしまうと不安が増幅してしまうので、
自分の履きやすい靴を作りに行く!言い聞かせ、余分なことを考えないようにしたいと思います。

種子骨障害による違和感や痛みはイエローフラッグによるものと考えてよろしいのでしょうか?
アドバイスいただけるとありがたいです。
よろしくお願い致します。











Re: 肩痛など慢性疼痛について - きむら (男性)  URL

2018/03/21 (Wed) 07:29:11

Dさんのご回答の前にアレですけど…

種子骨は、腱の走行の安定化や走行方向の変化の
ための滑車のような役割をする骨で、足趾や
手指の腱が通るところにあり、発達したものです。

> 違和感が痛みになることもあれば、
> あまり気にならないこともあったりするため、

構造的変化や筋肉、腱、靭帯等の軟部組織の変性の
状態はあったとしても、同じ状態で痛い、痛くないと
症状だけに変化がある、ということでしょうから、
これはイエローと考えるのが妥当かと思います。

外反母趾それ自体も、同様と考えて良いと思います。

Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2018/03/21 (Wed) 17:32:51

木村様

ご無沙汰しております。
詳しい説明ありがとうございました。

>構造的変化や筋肉、腱、靭帯等の軟部組織の変性の
状態はあったとしても、同じ状態で痛い、痛くないと
症状だけに変化がある、ということでしょうから、
これはイエローと考えるのが妥当かと思います。

やはりそうなのですね。

とすると、これからもイエローフラッグを除くような行動、言動に心がけて生活していけばいいのですね。
最近、靴のことでまた不安になってしまい、少々おろそかになっていたかもしれません。

お陰様で肩の状態は少しずつ良くなってきています。

(余談ですが、整形外科でレントゲン撮影を行いましたが、技師の方がうまく撮影できず、2回も撮り直しました。
明後日、人間ドックがあるのですが、レントゲンはなしにしてもらおうかなと思案中です。)


足のことはなるべく気にしないで楽しいことを考えて生活していきたいと思います。
いつもありがとうございます。
また、よろしくお願い致します。





Re: 肩痛など慢性疼痛について - D (男性)

2018/03/25 (Sun) 10:38:14

木村先生
ご回答いただき、ありがとうございます。助かりました。
ちょっと体調不良でひっくり返っております。

PGさま
ご回答できなくてすいませんでした。
ちょっと体調不良でやられておりまして。。。

木村先生からご回答あったので、僕からは何も言うことはございません。

それでは、体調不良なのでこのへんで。。。

Re: 肩痛など慢性疼痛について PG (女性)

2018/03/26 (Mon) 17:14:17

D様

体調がお悪い中、お返事いただき恐縮です。
季節の変わり目ですので、お体ご自愛ください。
D様の体調が早く良くなりますようお祈り申し上げます。

Re: 肩痛など慢性疼痛について - きむら (男性)  URL

2018/08/16 (Thu) 20:12:47

PGさん
さて、日が空いてしまいましたが、その後お加減は
いかがでしょうか?
問題少なく履ける靴が限られ、調子が良くなくても、
なんとか遠出はできるということであれば、問題が
より多い靴やサンダルでも、近場なら…という具合に
足を慣らすのが良いかも知れません。

Re: 肩痛など慢性疼痛について - PG (女性)

2018/08/28 (Tue) 16:36:22

木村先生

メッセージありがとうございました。掲示板のチェックが滞ってしまい、お礼とお返事が遅くなり申し訳ありませんでした。

先月は本当にありがとうございました。
足や腕の痛みがイエローフラッグであるという確信が持てたことが一番の安心につながったと思います。
腕の痛みは8割程度元に戻った感じです。
7キロの犬も抱っこできるようになりました!

>問題少なく履ける靴が限られ、調子が良くなくても、
なんとか遠出はできるということであれば、問題が
より多い靴やサンダルでも、近場なら…という具合に
足を慣らすのが良いかも知れません。

アドバイスありがとうございます。
本当にそうですね。

靴も1足しか履けなかったものの、他の靴にも少しずつ挑戦しています。
家で以前履いていた草履もたまにチクチクとするときもありますが、無理しすぎないように履けるようになりました。
やはりこれなら履けるかも!という思いが強い靴の方から履けてきています。
まだ、履けない靴もあるのですが、家の周り一周とか、履いて部屋一周とか、無理しないで少しずつやっています。
私の場合、多分心配、不安からの動作恐怖が強いので、そこを克服できればいいなと思っています。

その後参加した伊藤先生の腰痛学校読書会でも、
考え方、行動を変えていくことが大事だと教えていただきました。
「痛いところを治そうとしない」という言葉も心に響きました。

別件ですが、最近、歯医者に行って被せた歯の違和感を感じて仕方がないのですが、きっとこれも気にしているのが良くないんだなと分かってきました。

周りの家族もサポートしてくれるのでありがたいです。

木村先生も親身になってお話を聞いてくださり、本当にありがたかったです。遠くまで伺った甲斐がありました。
(ちなみに、長岡に大学時代の友人がいるので、7年振りに逢うこともでき、嬉しかったです。)

また何かありましたら、教えてください。
よろしくお願い致します。

Re: 肩痛など慢性疼痛について - きむら (男性)  URL

2018/08/28 (Tue) 19:07:16

いやー、その節はもうお恥ずかしい限りです。
お役に立てたのやらどうなのやら…(汗

>「痛いところを治そうとしない」という言葉

これ、さすが伊藤先生ですね。
「痛いところ」に注意を惹かれては治るものも
治らない。
それと「痛いところ」も自分。ってことですかね。

PGさん。

次回は長岡のご友人との楽しい時間のついでか、
花火観覧のついでにでも、もし気が向かれたら、
またおいでいただけると嬉しく思います。
では。



Re: 肩痛など慢性疼痛について - PG (女性)

2018/09/03 (Mon) 17:17:15

木村先生

<お役に立てたのやらどうなのやら…(汗

たくさんお話を聞いていただき、また、実際診ていただき、イエローフラッグなのだと確信できたのが一番心強かったです。
本当にありがとうございました。

伊藤先生の「痛いところを治そうとしない」というのは、多分、痛いところを治そうとすればするほど、患部に注目してしまうという事だと思います。

患部の事を考えないというのは、なかなか難しいので、自分の趣味や仕事に目を向けたり、新しいことを始めてみるという事をアドバイスしていただきました。

知らない間に、少しずつ良くなっていっているという事がいいみたいですね。

長岡は花火が有名ですよね。友達も言っていました。
また、機会があれば、行ってみたいです。
本当にありがとうございました。

名前  性別:
件名
メッセージ
メールアドレス
URL
文字色
編集/削除キー (半角英数字のみで4~8文字)
プレビューする (投稿前に、内容をプレビューして確認できます)

Copyright © 1999- FC2, inc All Rights Reserved.