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みんな「読んだ」というけれど - 問題提起 (男性)

2017/10/14 (Sat) 20:57:42

「TMS関連のあの本を読んだ、この本も読んだ。だけど自分の腰痛や膝の痛みが
TMSと考えて良いかどうかわからない。レッドフラッグがないと考えて
良いのかもわからない。ところでイエローフラッグって何ですか?」
最近、こういう類のご質問が多いようです。

TMS理論そのものについては、二の次三の次で結構ですので、お読みに
なった書籍に記載されている、疼痛疾患に関する病態概念や、従来の
診断や治療のほとんどが不適切と言える理由等、そういうことが書いて
ある部分が、TMS関連のどの書籍にも必ずあると思います。

そういうところを理解する努力をしてください。
(ひょっとすると、そういう部分を流し読みしているのでは?と
思われるほど、構造異常原因論に対して肯定的な内容のご質問が
多いようです。関連書籍を読んでいないのなら、それは仕方がないですが)

そうすれば、例えば椎間関節症や椎間板症等は

「信頼に欠ける診断」≒「不適切診断」

と認識できるでしょうし、膝の半月板損傷とて同様であると理解できると
思います。

「読む」は「眺める」とは違うのです。

そして、できれば書いてあることを「憶える」のではなく
「理解する」ようにして下さい。

理解できていれば、質問内容は問題の核心に近いところから始められるでしょうし、
それだけ回復が早くなることが期待できるからです。

無題 - 問題提起 (男性)

2017/10/15 (Sun) 22:27:36

自己replyです。

まずは、「心はなぜ…」ではなく「ヒーリング…」でもなく、
「…<怒り>…」の第一部、それと「ガイドブック」、「腰痛は終わる」、
菊地先生の「腰痛をめぐる常識の嘘」と「続・腰痛をめぐる常識のウソ」
あたりから入られると良いかも知れません。

特に菊地先生の2冊は、読者対象を整形外科医、内科医、研修医、柔道整復師と
想定しています。

ということは!

「ピン!」と来てください。

日本の運動器系疼痛疾患の日常診療の現場では、「いまだに常識のうs(以下自粛」
ということに気付かないようでは…

Re: みんな「読んだ」というけれど - 問題提起 (男性)

2017/10/19 (Thu) 07:49:03

そういうことが理解できていないと、89まで伸びたスレッドの
スレ主さんのように、レッドフラッグ除外のための医科受診を
薦められても受診せず、イエローフラッグ因子に対する認識も進まず、
「TMSだと自覚はあるけど、痛みが治まらない」という事態に陥る可能性が
あると推測しています。

サーノ博士は、いずれかの著書にこう記しておられたはずです。

「痛み、身体の傷害、誤った情報、恐れ が疼痛疾患蔓延の原因」
「患者を治癒に導くのは正しい情報である」

正しいことを「正しい」と、誤ったことを「誤っている」と
認識することが必要不可欠だということです。

TMS理論の運用は、まずはそこから始まっているわけで、著書のタイトルが
センセーショナルなので、いきなり心理・感情の問題に入りたいのもわかりますが、
(患部はさんざんイジられてきて、もう沢山という方もおられるでしょうし)
治癒または回復の「入口」はTMS理論によるか否かに関わらず、正しい情報と事実認識に
あると考えるのが妥当だと思います。

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