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腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/10/12 (Thu) 18:16:05

はじめて投稿させて頂きます。Eと申します。腰に慢性的な軽い痛みと膝に違和感があります。腰の方はレントゲンでは本来前屈や後屈すると骨が曲がるのが、棒みたいに真っ直ぐといわれました。病的なものではなく、変形も強いものではないと言われましたが、体が硬くなると椎間板が神経を圧迫することがあると言われました。リハビリを進められたのですが、リハビリに行った方がいいのでしょうか?膝の方は骨には異常がなく、足首と股関節の柔軟性の欠如が原因といわれリハビリを続けて5ヶ月ほどストレッチをしてましたが、違和感がとれなかったです。こちらもリハビリは続けた方がいいのでしょうか?今読んでいる本はヒーリングバックペインと心はなぜ腰痛を選ぶのかの2冊になります。本に書かれていた器質的疾患があるか等このままTMS理論で進めてよいか悩んでこちらに投稿させてもらいました。膝の方は関係ない質問かもしれませんが、アドバイス頂けると幸いです。

Re: 腰痛と膝の違和感について - D (男性)

2017/10/13 (Fri) 19:54:27

E様
Dと申します。

元7年来の腰痛/膝痛持ちでしたが、TMS-Japanの腰痛セミナーで回復しました。

腰、膝、それぞれ正式な診断名は分かりますか?

レッドフラッグ(器質的な疾患)華道家は、診断名でないと判断が出来ません。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/10/13 (Fri) 20:41:09

D様

ご返信ありがとうございます。腰のみならず膝も回復されたとのことで、勇気づけられました。
腰も膝も診断名はわかりません。今度聞いてみようと思います。器質的疾患でなければいいのですが・・・。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/10/14 (Sat) 09:28:23

先ほど聞いたところ、腰は腰椎椎間板症で、膝は両膝半月板損傷でした。これで、レッドフラッグかどうかわかりますでしょうか?

ちなみに腰痛は3年くらい続いており、痛みが消えたりぶり返したりを繰り返したりしています。腰の痛みが軽度なので縄跳びを1日20分ほどを半年ほど続けていたところ6月ころから膝に痛みや違和感が出てきました。ヒーリングバックペイン等を購入したのは2週間ほど前です。今はヒーリングバックペインの3回目を読んでいるところです。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/10/15 (Sun) 18:01:51

D様

お返事がないのに投稿してしまいすみません。問題提起様が書かれていた投稿にはっとさせられました。
自分は本をただ単に読んでいただけで、実際には理解できていなかったのですね。今後はしっかり理解できるまで読み込んでいきたいと思います。腰椎椎間板症も両膝半月板損傷もレッドフラッグではなさそうですね。半月板については本にもはっきりと書かれていましたし、椎間板症についても椎間板ヘルニアについて書かれたところが参考になりそうです。現在はジョギングテニスと運動も開始しているところです。ストレスリストも書き出してみました。思ったより多くのことがストレスになっており、少し驚いております。何かまたアドバイス頂けると幸いです。

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2017/10/16 (Mon) 08:03:36

Eさん、初めまして。

柔道整復師を生業としている者です。
TMSに関しては、理論そのものは日常診療では多用はしていません。
(ストレスリストの書き出しも、通院患者さんにはしていただいて
おりません。ストレスリストの書き出しで、Eさんには「気づき」が
おありだったようですが、それで十分でしょう。)

大切なのは、欧米の腰痛診療先進国が「従来の概念」とか
「従来の診療」と呼ぶものが、いまだに日本では「現在の主流の概念」であり
「現在の主流の診療」と認識できるよう、各種の統計や調査・研究の内容や
結果を知ることです。

さて、椎間板症というのは、椎間板膨隆を初めとした椎間板の状態の変化を
指す言葉あって、正常な椎間板変性の一つと欧米ではとらえています。

が、現状日本ではそうとらえていません。

次の問題は、どういう検査でそれを指摘されたかです。

X線であれば、椎間板は映らないはずですが、映らない物を
どう評価すべきでしょうか?
膝であれば半月板は椎間板と同様の役割を担っていて、組織分類上
線維軟骨と呼ばれています。
これもX線では映りません。

対象物の周囲の物の状況から推測しているに過ぎないのです。
つまり、腰椎の間隔がどうか、大腿骨と脛骨の間隔がどうか。
対象物の状態を推測しているにすぎません。
これを以て「診断」と呼んでいるわけですが、果たして適切と言えるでしょうか?

症状の発生前と発生後とを比較して、初めて「間隔が狭い」という
評価が、(あくまでも推測でしかありませんが)成り立つのではないかと
思いますが、そういうプロセスは踏んでいないと思います。

また、痛みの原因論として、これまで常識と考えられていたことですが、
例えば「物理的負荷は椎間板(半月板)に悪影響を及ぼす」は、
実は「椎間板(半月板)の健康維持には、一定の物理的負荷が不可欠」が
事実です。
これを理解していない人物が、診療していたら、それは適切な診断には
至らないと思います。
また、椎間板(半月板)の変性自体は、10歳頃から始まることが
欧米の調査・研究の結果明らかにされています。
このことをご存じない(あるいは無視している)方々に、適切な
診療などできるのかどうか?

ということが、「ガイドブック」、「怒り」の第一部、「終わる」や
「常識のウソ」シリーズをお読みになるとご理解になれると思います。

必要なのは、そういう事項です。
不適切な診断と呼ぶのが相当のようですが、レッドフラッグの除外には
欠かせない過程なので、「不適切な診断」と気づくだけの素養=ヘルスリテラシーが
必要になります。

恐らく、医師を含めてヘルスリテラシーの低い方々が、不適切とは考えていない
であろう不適切な様々な刺激(ご家族等との日常会話や診断、メディアを通して
見聞きしている医療や健康に関する情報を含む)に対して過剰に防衛的に反応した
状態が、ほとんどの疼痛疾患患者さんに共通したことかと思います。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/10/17 (Tue) 18:46:58

木村様

Eです。大変わかりやすい解説ありがとうございました。
腰も膝もX線写真で診断されました。そうなのですね、腰椎椎間板症も半月板損傷もX線写真では写らないのですね。推測に基づいた診断をされていたとは。

とりあえず、ヘルスリテラシーを養うためさっそく「腰痛ガイドブック」を購入してみました。熟読して理解に努めようと思います。

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2017/10/18 (Wed) 07:00:40

Eさん

X線画像ではっきりと「断定できる」ものは、骨折、脱臼、
それから骨そのものの状態。

あくまでも見えないもの(椎間板、半月板、関節軟骨や神経系統等)の状態は
良く言って推測、悪く言えば当てずっぽう、もうちょっと良く言ったところで、
患者さんの年齢や体型、職業等からの偏見や先輩医師から伝え聞かされたこと等の
慣習に基づいて「診断」しているのです。

まとめて言えば、見えないものを慣習や思い込みに流されて推測で評価していると
いうことです。

そういうことがわかることが、まずは大切なことでしょう。

必要な知識理解をせずして、「内なる怒り」などに目を向けられますか?
「それが原因」と言われたところで、「だって椎間板が…」
「だって半月板が…」と考えることと思います。
私が同じ立場なら、多分そう考えると思います。

だからその前に必要な知識を備え、理解を深めていただきたいのです。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/10/18 (Wed) 18:16:03

木村様

わかりました。医師といっても正確に診断できているわけではないのですね。

そうなのですね。「内なる怒り」云々よりも今までのすり込みを解除していく方が先なのですね。

ちなみに今痛みはないのですが、テニスの際に痛みを生じていた右拇指CM関節症も同じようにレッドフラッグではないような気がしています。

また、現在はストレッチも一切していません。でも悪化はしてないと思います。

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2017/10/19 (Thu) 06:27:49

身体柔軟性と腰痛の特異度ですが、これもどれほどの根拠なく
「柔軟性の低下→腰痛」なんぞと言われているわけです。

体操競技の選手、特に女子選手は、私たちから見れば「グニャグニャ
ですが、腰痛持ちは多いです。
新体操競技の選手とて同様です。

身体柔軟性が低い(硬い)→椎間板膨隆?が進行?→腰痛悪化?

この理屈にはいくつもの論理的飛躍や論理的に結びつかないものがあります。
そういう飛躍や結びつかないところは、すべて医療者の慣習や思い込みで
どれほども考えることなく結びつけていると考えるべきです。
(因みに「神経根圧迫が疼痛を惹起する」も根拠は曖昧です。圧迫が
椎間板によって起こされているものか否かに関わらずです。)

時には検査所見に全く表れていないことも、テキトーにこじつけられている
可能性すらあります。

ところで、右拇指CM関節にもなにやら不適切診断が付き纏っていそうですね?

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2017/10/19 (Thu) 15:02:27

以下のことは、他の方のスレッドに私がコメントとして
書かせていただいたことです。
日常診療を通じて、様々な方の診療歴を伺う仕事をしています。
その中でも特に印象的だった方は、60歳代の男性の方で、
主訴は腰下肢痛でした。とはいえ、客観的にみれば症状は
一つか多くみても二つ。
回復が思わしくなかったため、2カ月の間に病院を3軒受診された
そうです。
そのお話が出たのは、私のところでの診療の3回めの時でした。
次の受診時には、3軒の病院での検査時の画像を持っておいでに
なりました。
X線画像とMRI画像をそれぞれ3つです。

病院を3つ受診して、3つことごとくで同じ部位の画像での
検査というわけです。
結果、診断名が3つついたと。

たった一人の患者さんの、わずか一つか多くても二つの症状で
まったく同じ検査をして、3人の整形外科医が読影したら
診断が3つ出たということです。
それぞれに通院して、暫く後、担当医から手術が提案された
そうです。
術式はいずれも3つで異なるもの。
手術を拒否すると、いわゆる「保存療法」となるわけですが、
これは3つともまったく同じ。

これは大変不自然で奇妙なことです。

この方、二つめの病院、三つめの病院では、一つめの病院での
診断等は伏せて受診したそうです。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/10/19 (Thu) 18:34:37

きむら様

膝痛に関しては、理学療法士の方から下半身の柔軟性の欠如から膝に痛みが出ていると説明を受け、ストレッチを勧められたのですが、これも間違いなのですね。腰痛に関してもこれは痛い経験なのですが、高いお金を払って腰痛体操のDVDを買って、腰痛体操やら日常生活の注意点などを熟読していました。これこそが腰痛を長引かせていた原因の一つだと実感しております。

右拇指CM関節症はX線写真とおそらくエコー検査で診断されたのだと思います。テニスをしていて痛めたのですが、実は他の医院でも同様の診断を受けアスリートミニという低周波治療を受けていました。今の医院では湿布とストレッチを勧められ、回復してきました。ただ、長谷川先生やサーノ博士の本等を読むと両者とも対症療法でありプラシーボ効果かもしれないとも思いました。というのも現在も手の腫れの予防のため湿布をしている状態ですので。

3つの異なる診断が出るという奇妙な?現象が生じているのもまだ今のこの国では誤った治療法が横行している証拠なのですかね。

長くなりましたが、最後に腰痛ガイドブック2回ほど読み終わりました。写真や図表などのわかりやすい説明で腰痛、膝痛等は単なる風邪やササクレと一緒のすぐに回復する症状なのだと納得いたしました。紹介していただきありがとうございました。

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2017/10/19 (Thu) 19:34:35

ストレッチですね?
スタティックストレッチ(静的ストレッチ)ですよね?

膝の半月の変性(損傷?)と柔軟性低下と痛みとが結びつかないんですよ。
三者が医学的根拠で結ばれていない、というか。

そもそもスタティックストレッチそれ自体が、柔軟性向上に
結びつくのかも疑問です。
(「柔軟性向上があったとしても一時的」という評価ですし)
傷害の予防になるという根拠もない。

> 高いお金を払って腰痛体操のDVDを買って
> <中略>
> これこそが腰痛を長引かせていた原因の一つだと実感

それは偉大な進歩でしょう。
それに気づくために、今までのことがあったと考えても良いくらいの
大きな進歩だと思います。

> 誤った治療法が横行している証拠

というか、ですね。
長谷川先生は「怒り」あたりでご指摘だったかと思いますが、
患者さんの診断に際して本気を出していないというか、
なんというべきか…
言葉が悪いですけど、「いい加げ(以下自粛します)」に
やっているんじゃないかなーと…

だって、極端な言い方をすれば、X線とMRI同じ画像を見た
三人の専門医が三通りの見解を示したということでしょ?
複雑な症状でもないのに。
1カ所か2カ所の痛みですよ、症状は。
そんな、NHKの「ドクターG」に出て来る研修医のドクターじゃ
あるまいし。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/10/20 (Fri) 18:21:08

木村様

ストレッチはスタティックストレッチ(静的ストレッチ)です。そうなんですか。柔軟性低下と半月板損傷、膝の痛みとは結びつかないのですね。膝の回復に関係のないことをさせられていたとは。ちなみに、このまま下半身が固いまま運動すると変形性膝関節症になりますとも言われました。

それほど大きな進歩だったのですね。

同じ画像を3人が診て3者とも違う解釈をするというのは、診察時間が短いのも関係しているのでしょうか?

ちなみに椎間板症と言われた翌日は腰が痛かったのですが、不思議と今は大分痛みも引いてきました。膝はまだよくなったり悪くなったり繰り返していますが、気にせず運動を続けてます。ただ、痛みがあるとまだつい構造異常が原因では?と少しよぎるので、そういうのが出なくなるくらい腰痛ガイドブックをまたしっかり読み込んで理解を深めたいと思いました。

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2017/10/20 (Fri) 21:30:14

> 同じ画像を3人が診て3者とも違う解釈をすると
> いうのは、診察時間が短いのも関係しているの
> でしょうか?

診察時間は確かに短かったようですが、私はそういう問題ではないと
考えています。

整理してみましょう。

患者さんはお一方。

病院A 診断:疾患A
病院B 診断:疾患B
病院C 診断:疾患C

症状は腰下肢痛(腰痛+右臀部の疼痛)。病院A,B,Cともに検査はX線とMRI。

ロジック遊びをするつもりはないので、手短に参ります。

画像を拝見した限りでは、BとCは明らかに画像上に相当する
所見はありません。

疾患Aとするに足る所見はありました。
ということは、BとCは画像に所見のないものから「診断」したことになります。
診断それ自体が不適切と言ってよいと思います。
(では画像検査機器を使用した意味は?)

それにしても、病院B、Cいずれでも手術の提案があったそうですが、
存在しない原因疾患を、何のためにどう手術するつもりだったのか?

病院Aでの疾患Aの診断に正当性はあったものの、治療は不適切だった。
(病院Aでも手術の提案はあったそうです。)
BとCでの「治療」とて、Aと同じもの。
典型的な「医師による標準治療」と欧米では呼ばれるものです。

ちなみにTMS会員に配信される情報によれば、急性腰痛に対する
治療として、医師による標準治療、理学療法、ガイドラインによる治療の
3つを比較した調査では、有効性の評価は

ガイドライン治療>>理学療法>標準治療

だそうです。

結果、この患者さんは、そう長期間かからず回復されたので
良いようなものの、例えばEさんがこの方のように複数の病院を
受診されたら、同様になっていた可能性もあると思います。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/10/21 (Sat) 14:28:27

木村様

詳しく説明して頂きありがとうございました。不適切診療の実態よくわかりました。画像にないものから診断するとは怖いですね。私にもその可能性があったとは。

標準治療は理学療法より下なのですね。ガイドライン治療の有効性よくわかりました。

今後はガイドライン治療にしたがって進んで行こうと改めて思いました。

Re: 腰痛と膝の違和感について - D (男性)

2017/10/21 (Sat) 22:29:43

E様
Dです。お返事遅くなってすいませんでした。
(私用でバタバタしておりました)

きむら先生、コメントしてくださり、ありがとうございました。

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2017/10/22 (Sun) 07:39:13

Dさん

いえいえ、ご不在に乗じて長文コメ連発してしまいました。
どうかご容赦を。


Eさん

現状、日本の運動器系疼痛疾患の診療は、7割方は不適切診療と
考えて良いと思います。
Eさんだけでなく、どなたにも「病院3つ同じ検査で診断3通り」の
可能性はあると思います。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/10/22 (Sun) 12:13:57

D様

お久しぶりです。きむら様から腰椎椎間板症と両膝半月板損傷につきまして不適切診療とのコメント頂きました。不適切診療の実態もよくわかりました。また、D様から何かアドバイスがありましたらよろしくお願いします。

きむら様

いろいろ教えて頂きありがとうございました。今の私の腰痛と膝痛は構造異常ではないことがよくわかりました。早く不適切診療が少しでも減ってくれるように祈っています。

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2017/10/22 (Sun) 17:05:28

検診(あるいは健診)にしても、現行のコレステロール基準値と血圧基準値を
運用すると、成人の2人に1人が「病人」とされ、もう一つ中性脂肪だかの基準値を
運用すると、3人に2人だか?が「病人」とされてしまう日本の医療には疑問を覚えます。
総じて、過剰診療・過剰医療の状態で、その割には?患者さんに利益少なく、利益多きは…
ということかと推測しています。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/10/22 (Sun) 18:19:09

きむら様

私の母もコレステロールが高いと指摘されスタチンという薬を処方されたのですが、「コレステロールと中性脂肪で薬は飲むな」という本を読んで、薬の副作用を考え、結局飲まなかったということもありました。なんでも筋肉が溶ける副作用があるらしいです。

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2017/10/22 (Sun) 18:52:13

横紋筋融解症ですね。
骨格筋の細胞膜等の維持ができなくなって、潰れていく状態を指しています。

薬剤の副作用等を喧伝する方々がいる一方で、薬剤不使用の弊害を指摘する
方もいて、難しい状況ですね。

横紋筋融解症を患ったことがあるとおっしゃる、50歳代の男性の方が
おいでになったことがあります。

日ごろの偏食や不摂生の自覚があり、きっと健診で指摘される、
クスリでなんとかならんか…とご近所の診療所の医師に相談
したところ、通常の3倍量のメバロチンを2週間分処方されたそうです。
で、服用開始3日めから体調が変化し…だそうです。

コレステロールのことは知っていても、肝臓の代謝機能のことはご存じない方が多く、
これはやはり情報の供給が適切ではないために、このような状況になるのだろうと
思います。

現状 - きむら (男性)  URL

2017/10/23 (Mon) 06:30:46

腰痛等運動器系疼痛疾患に戻ります。

サーノ博士は、「心はなぜ…」だか「ヒーリング…」だかで
「患者を愚弄するような診断と治療」などと書いておられたように
記憶していますが、そういうものを含めて。

それから、例として挙げた(思い込み、先入観優先の)画像等の検査結果に、
診断に相当する所見のない診断。

あるいは「捻挫」に伴って靭帯の「損傷」は、程度の差こそあれ、
発生するものですが、患者さんには「靭帯損傷」と伝える。
すると、「捻挫」よりは「靭帯損傷」のほうが、重傷に感じられたりするわけです。
慎重に管理しようという意図で、このように伝えるのかも知れませんが、
私のいう「不適切診療」というのは、こういうことも含みます。

要は何かにつけ「過剰な状態」(逆に不足な状態もあるかも知れませんが)を
指して、「不適切」と。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/10/23 (Mon) 18:02:40

木村様

横紋筋融解症というのですか。怖いですね。

たしかに、捻挫より靱帯損傷の方がショックを受けますね。治るのに時間がかかるのかと思わせる、不安をあおるような診断ですね。

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2017/10/25 (Wed) 22:55:16

横紋筋融解症は、降圧薬の一部(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬 等)でも
起こり得ます。
また、脱法ハーブ等での発症例もあります。
メバロチン等のスタチン系薬剤に特異的な副作用ではありません。
また、スタチン系薬剤は決して「悪」ではなく、血液の状態の如何によっては
病気の発症リスクを管理するために、必要な場合があります。

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2017/10/26 (Thu) 06:41:22

で、様々な薬剤の副作用として発生し得るのは、横紋筋融解症だけでは
ありませんが、これに関する1番の問題点は、副作用についての具体的な
説明が、ほぼなされていないことだと思います。
日常の診療では、初診時にこれまでの病歴や現在の治療状況、服薬状況等を
お伺いしています。この時に「お薬手帳」をご提示くださる方の場合、処方薬局から
出される「お薬説明書」が貼付されています。ここに、横紋筋融解症についての
記述があるものを見たのは、ある一つの薬局からのものでだけです。
ほかに記述があったものはありません。
(横紋筋融解症とは記述されず、「全身広範に、原因に記憶のない筋肉痛が
現れた場合は、主治医にご相談ください」程度ですが。)

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/10/26 (Thu) 18:16:00

スタチン系薬剤も必要な場合があるのですね。わかりました。

副作用についても説明がなされていない場合も多いのですね。こちらも知識を入れないといけないですね。

ところで、膝や腰については、まだ、違和感や痛みが多少あるものの、おかげさまで少し気にならなくなってきました。ありがとうございます。このまま、ストレッチとかせずに運動を続け、イエローフラッグ要因を減らしていく方向でよろしいでしょうか?

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2017/10/26 (Thu) 18:51:29

はい。その方向で進めて下さると良いと思います。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/10/27 (Fri) 18:17:58

わかりました。この方向で進めていきます。

あと、最初の方に投稿しましたが私は縄跳びを20分ほど半年ほど続けていたら膝の痛みが出たのですが、その場合でも縄跳びを再開してもいいのでしょうか?今はジョギングとテニスで運動は十分なのですが、将来的に縄跳びも再開するかもと思いまして。たしかヒーリングバックペインに腰痛とジョギングですが似たような事例がありましたね。

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2017/10/27 (Fri) 20:04:02

そうですね。腰痛とジョギング、あるいはルームサイクルとかね。
ありましたね。

縄跳びの最中に痛くなったとしても、縄跳びは原因ではなく、
きっかけに過ぎないと思います。

ところでですね。

走り方にもよるのですが、恐らく普通の人が普通にジョギングを
した場合の、膝が受ける物理的な力=負担 は、恐らく縄跳びの
場合で受けるそれと比較すると ジョギング>縄跳び だろうと
推測しています。

Eさんが、現在ほとんど問題なくジョギングをしておられるとすると、
縄跳びをしてはいけない理由はないと思います。

もし再開されたとして、再開直後は跳び方や回数、行う時間には
こだわらずにやっていただくのが良いと思います。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/10/28 (Sat) 17:29:22

きむら様

そうなんですか。ジョギングより縄跳びの方が負荷がかかると思っていました。痛みも縄跳びが原因というよりきっかけにすぎないのですね。

また、縄跳びを再開することになったら以前のように跳んでみたいと思います。

いろいろとお教えくださり大変感謝しております。

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2017/10/29 (Sun) 08:56:26

恐らく、原因と思しきものは誤った情報で、それらは
例えば「常識」と言われていて、
その信憑性や科学的根拠を求められて来なかった情報の
類かと思います。

例えば、

物理的負荷は椎間板に悪影響を及ぼす。

という「常識」がありますが、事実は「椎間板の
健康維持には、一定の物理的負荷が不可欠である」です。

ちなみに、膝関節の半月は、組織分類上は線維軟骨。
椎間板も線維軟骨なので、半月についても椎間板と
同様と考えて良いと思います。
もともとが負荷を受け止めるためのものなので、
負荷を受けなければ退行性変性=退化するという
ことだと思います。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/10/29 (Sun) 15:29:33

なるほど。自分がいかに誤った常識にとらわれているかわかりました。日常生活で腰痛になったり膝痛になったりするのと、スポーツでそうなるのとは違うのではないかと思っていましたが、関係ないのですね。

椎間板も半月板もある程度の物理的負荷は必要なのですね。
そういえば最近雨なので、運動ができていないのですが、そういうときほど痛みが気になり、運動した後の方が痛みは気にならなくなりますね。

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2017/10/29 (Sun) 18:39:32

> 日常生活で腰痛になったり膝痛になったりするのと、
> スポーツでそうなるのとは違うのではないか

そうですね。区別して考える必要はありませんね。

> 最近雨なので、運動ができていないのですが、
> そういうときほど痛みが気になり、運動した後の
> 方が痛みは気にならなくなりますね。

そういうところに気がつくというのも、進歩ですね!

ちなみに天候・気候の要素が「痛み」に与える影響についての
事実は、

「良い天候や暖かい気候が腰痛や関節痛に良い影響を及ぼしていると
いえる根拠はない。」です。

翻って考えると、寒い、天気がどうだ、気圧の変化が
どうだ言いますが、
大抵の方は、これまでに経験のない寒い状態、気圧の
低い・高い環境に生活しているわけではなく、生れてこの方、
だいたい経験済みの天候や気候、気圧状態のところで
生活しておられるわけです。
とするなら、気候がどうだ、寒いだ、天候がどうというのも、
どれほどの影響を「痛み」に及ぼすものでしょうか。
(もし、人類わずか100万年といえど、気圧や温度の低い環境で
イテテとなるのであれば、ネパールやアラスカに人が住み続ける
ものでしょうか?ネパールの方もイヌイットの方も、私たちと同じ
モンゴロイドのお仲間ですが、日本人だけが気圧や気温が低いと
イテテとなるのであれば、奇妙な話ではないでしょうか?)

これについて、福島県立医大の菊地先生(国際腰椎学会会長)の見解は、
「痛みの患者さんは、苦痛に感じる事柄に、安心でき、しかも予測できる
パターンを見つけたいのではないか」だそうです。

私は菊地先生の見解に加えて、患者さん自身とその周囲の人たちとの間で、
共通認識として容易に同意が得られるものを、痛みの原因、あるいは痛みの
変化の原因として認識しておられるのではないか?と推測しています。
もっと突っ込んで言えば、そう認識したいのではないか?推測しています。
(私たち自身と、その周囲の人たちとの間で、共通認識となっているもの。
それは短い言葉で言い表せば、「常識」ということになると思います。)

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/11/01 (Wed) 18:40:36

きむら様

返信が遅れてすみません。

進歩できてよかったです。

たしかに、家族などでもこれが痛みの原因じゃない?と話し合って納得することがありますが、実際はそれが原因とは限らないのですね。

膝の方もどんどんよくなってきました。今度は背中とか人さし指とかに軽い痛みがきましたが、これもTMSなのでしょうね。気にしないように努めます。

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2017/11/01 (Wed) 19:01:25

順調に回復しておられるようで、何よりです。

高めましょう、ヘルスリテラシー!
捨て去りましょう、古く誤った「常識」!

ではまた。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/11/02 (Thu) 17:42:55

きむら様 D様

いろいろ教えていただき本当にありがとうございました。

今後の指針を立てることができました。このままヘルスリテラシーを高め誤った常識を捨て去っていきたいと思います。

それでは。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/11/17 (Fri) 17:50:00

Eです。

あれから、腰痛と膝痛は少しずつですが改善してきました。
ただ、先日からジョギングの回数を増やし、1日30分×2回を走って今日2日目なのですが、足首やアキレス腱のあたりに違和感を感じたのですが、このまま走っても大丈夫でしょうか?

たしか、サーノ博士の本には腱痛もTMSと書かれていたと思いますが、アキレス腱が切れてしまわないかと不安になっているようです。

昨日は2回ジョギングしたらかえって腰も膝も調子がよくなったので、今日も2回も走った次第です。

どなたかアドバイス頂けると幸いです。

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2017/11/17 (Fri) 21:51:47

保証は致しかねますが、問題ないでしょう。
ただ、運動再開直後のペースとしては、ちょっと飛ばしすぎ
かも知れませんね。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/11/18 (Sat) 13:56:00

きむら様

アドバイスありがとうございます。
そうですね。ちょっと飛ばしすぎたかもしれません。
今までは一日30分ジョギングしていたのを急に2倍にしたのは早すぎたかもしれません。今後は1週間に1度2回走る日にするなどして慣れてきてから走る時間を延ばそうと思います。

昨日より足首やアキレス腱は大分よくなってきました。多分大丈夫そうです。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/11/23 (Thu) 14:38:53

アキレス腱などに違和感が出てから、約1週間ほどたちましたが、まだ、少しアキレス腱や足首に違和感が残ります。右足も違和感がありますが、左足の方が違和感が強いです。アキレス腱を伸ばすとふくらはぎが硬くなっています。歩行中は痛みはないのですが、テニスやジョギングでは違和感や少し痛みがでます。しばらく運動は中止しようかと思いました。

やはり、これもレッドフラッグかどうか調べるために整形外科で診察を受けた方がいいのでしょうか?

ネットでいろいろ調べたところ、アキレス腱炎というものがあり、それかもしれないと思いました。ネットの情報は玉石混交で、自然治癒はしないとか、ストレッチがいいとか悪いとか、安静にしたらいいなど混乱するばかりでした。

昨日足首やふくらはぎを伸ばす静的ストレッチを行ったのですが、今日はかえって少し違和感が強くなってしまいました。

足の腱についても腰や膝と同様に考えていいのでしょうか?
やはりヘルスリテラシーが必要と思いまた投稿させてもらいました。

どなたか、お教え願えないでしょうか?

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2017/11/23 (Thu) 15:21:30

イエローフラッグと考えて良いでしょうね。

筋肉は、使えば使うほど発達し、太く強くなります。
筋肉が骨に付着する部分は腱になています。
腱も同様太く厚く強くなります。
そう考えると、「反復的機械的物理的ストレス損傷」の
病態概念は適切でしょうか?
また、どれほど診療例数があるわけではありませんが、
これまでに「反復的機械的物理的ストレス損傷」が高じて
腱断裂を起こした患者さんには、お目にかかったことが
ありません。寡聞にしてではありますが、そういう患者さんが
いたという話しも、聞いたことがありません。

スタティックストレッチは、以前簡単にですが、
触れたとおりです。
スティックストレッチは、部位ごとに行うことが
異なりますが、筋肉は筋肉です。筋の性質は骨格筋で
あれば、部位は違えど性質は同じです。

こちらをご参照ください。
http://9-26.way-nifty.com/livestrong/2008/04/harmful.html

学問的にご説明すると、一般の方には非常に難解ですので、
ここが良いと思います。

他のスレッドの主さんは、個人治療プログラムの予約を
されたそうです。
Eさんもご検討されてみませんか?

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/11/23 (Thu) 17:48:01

きむら様

お返事頂きありがとうございます。やはりスタティックストレッチは腱に対しても予防効果も回復効果もないのですね。

「反復的機械的物理的ストレス損傷」で腱断裂は生じないのですね。安心しました。ではやはり心理的社会的要因が影響しているということですね。

長谷川先生の個人治療プログラムですよね?
受けたいのですが、私は愛知県に住んでおりまして、あとできるだけ早めに治療に着手したいのでメールカウンセリングを検討しております。

治療プログラムは何回か通うことになりますよね?交通費等金銭的な面も考えて検討してみます。

いろいろ、ご配慮頂きありがとうございます。



Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2017/11/23 (Thu) 18:42:57

文字だけのやりとりってのは苦手なほうなのですが…

> 「反復的機械的物理的ストレス損傷」で腱断裂は生じない

Eさんを不安にさせるつもりは、全くありませんが、
私がこれまでに、そう長い診療歴があるでなく、診療例も
自慢できるほど多くはなく、ではありますが、アキレス腱炎やら
アキレス腱周囲炎やら診断をもらって来た患者さん方で、これが
元で腱断裂を生じた方はいないと申したまでのことで、「反復的
機械的物理的損傷」で腱断裂は生じないとは申しておりません。

ただ、いわゆる「反復的機械的物理的損傷」と言われる疾患という
診断に対する根拠は乏しいと思いますし、「痛み」の元である病態の
捉え方にも、科学的根拠は乏しいと考えています。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/11/23 (Thu) 19:48:49

きむら様

すみません。早とちりして勘違いしてしまいました。全然不安になってないので大丈夫です。

「反復的機械的物理的損傷」で腱断裂が生じないとはいえないが、そもそもの「反復的機械的物理的損傷」という概念自体に疑念を呈されているのですね。

あと、メールカウンセリングでの治療でもアキレス腱への回復効果は見込めるのでしょうか?

すみません。変な質問かもしれませんが。

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2017/11/23 (Thu) 21:05:33

はい。そういう意味です。

メールカウンセリングですが、期待して良いんじゃないかと
思いますよ。

Re: 腰痛と膝の違和感について - D (男性)

2017/11/23 (Thu) 22:34:47

Dです。おひさしぶりです。
横から失礼します。

個人治療プログラムは僕は一度受けたことがありますが、通うのは1日だけですよ。

1セッションが1時間半くらいです。連続して2セッション受けることもできたかと思います(詳細は長谷川先生にご確認を)

治療効果は強力でした。
その当時、再発していた慢性腰痛が消えましたので。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/11/24 (Fri) 13:20:27

木村様

ありがとうございます。メールカウンセリングも期待していいのですね。

D様

お久しぶりです。個人治療プログラムの情報ありがとうございます。

通うのは1日だけなのですね。効果も強力とのこと。

いろいろ検討してどちらがいいか考えたいと思います。

お二人ともいろいろアドバイスをいただき感謝しております。ありがとうございました。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/11/25 (Sat) 18:22:59

きむら様 D様

結局来月個人治療プログラムを受けることにしました。

それまでは運動は徐行運転でやっていきたいと思います。
一応来週整形外科に足のアキレスを診てもらい診断名だけ教えてもらおうと思います。リハビリは行かなくていいですよね?
呪いをかけられそうなので。

改めて、アドバイスありがとうございました。

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2017/11/25 (Sat) 21:52:52

> 個人治療プログラムを受けることに

良い選択だと思いますよ。

> 診断名だけ

そうですね。それで十分でしょう。

> リハビリは行かなくていいですよね?

何がリハビリなモンですかってんですよ。
電気だかなんだか当てて、「ストレッチは…」なんて
やるくらいで…と決めつけるのは良くないか。w
でも、必要ないと思います。

> 呪いをかけられそうなので。

そうですね。
これを回避する意味でもね。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/11/26 (Sun) 19:12:47

きむら様

ありがとうございます。

では、リハビリせずに診断名だけもらいに行ってきます。

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2017/11/28 (Tue) 07:38:10

ちなみに…
市中の整形外科等で「リハビリ」と称するものは、
ほぼ、いわゆる「理学療法」です。
リハビリテーションは、機能回復訓練であって、トレーニング。
「治療法に対する評価」をご存じなら…ということです。
ここからは余談です。
まさかそんなことはないと思いますが、理学療法に過ぎないことを
「リハビリテーション」と称し、「機能回復訓練」として
診療請求をしたとすると、確か4~5倍程度の差額…

いや、まさかそんなことはしていないと思いますが。w

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/11/29 (Wed) 12:35:24

きむら様

そうなのですね。理学療法とリハビリテーションは異なるのですね。初めて知りました。

>まさかそんなことはないと思いますが、理学療法に過ぎないことを
「リハビリテーション」と称し、「機能回復訓練」として
診療請求をしたとすると、確か4~5倍程度の差額…

そんなことがされていたら恐ろしいですね。

診察は明日か明後日に行ってきます。


Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/12/01 (Fri) 17:58:02

きむら様

今日診察に行ってきました。

非常に軽いアキレス腱炎ないしアキレス腱周辺炎とのことでした。全然問題ないとのことでした。

おそらくエコー検査で診断されたと思います。

とりあえず、消炎鎮痛剤(湿布)をもらい、運動前後のアキレス腱のストレッチをするように言われ、風呂後に足底腱膜(土踏まず?)のところを棒状のものでゴリゴリするとの指導を受けました。運動は徐々にやっていってもいいということでした。

とりあえず、湿布くらいは気休めにしておこうかと思います。
思ったより軽かったので一安心です。

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2017/12/01 (Fri) 18:54:46

レッドはない、ということになりますね。

> 軽かったので一安心

そうですね。一安心ですね。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/12/15 (Fri) 17:55:01

昨日長谷川先生の個人治療プログラムに行ってきました。

長谷川先生はものすごく腰が低い方で驚きました。
1コマだけだったので、もう少し質問とかしたかったのですが、とても貴重な話を聞くことができました。条件付けしないように痛みや違和感が出る6割8割くらいのところで運動をやめるようにアドバイスを受けました。また、どうしたら幸せになれるかということが大事だということをおっしゃっていました。私はどうもネガティブ思考なので、楽しいことをもっと見つけようと思いました。とりあえず長谷川先生のFacebookに友達申請をしてさまざまな情報を得ていきたいと思います。個人的に「やらない善よりやる偽善」という某漫画の台詞が印象に残りました(笑)

ご紹介頂きありがとうございました。

あと、これは長谷川先生に聞けなかったのですが、アキレスの湿布はもう外してもいいですよね?

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2017/12/15 (Fri) 19:14:11

成果がおありだったようで、何よりです。

> アキレスの湿布はもう外してもいいですよね?

良いでしょう!
Eさんご自身が「貼らなくても良いな」と思った時が
止め時ですからね。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2017/12/16 (Sat) 18:05:26

きむら様

ありがとうございます。湿布貼らずにやっていきたいと思います。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2018/01/11 (Thu) 17:54:28

おかげさまで、アキレス腱の張りは大分よくなってきました。テニスも週2回ほどできています。

昨日からまたジョギングを再開したのですが、(走る時間は以前の半分以下に抑えてます)今朝少し膝に違和感がありました。今日走っていて膝に痛みが出ていたのですが、走っているうちに痛みが取れてきました。今は痛みはありません。

これはもうジョギングを再開しても大丈夫というサインなのでしょうか?

今まではアキレスや膝に違和感や痛みが出て条件付けしてしまうのが怖いので、ジョギングは控えていたのですが、今日の調子では少しずつ無理せずなら走れるかな?と思いました。

よろしくお願いいたします。

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2018/01/12 (Fri) 20:56:23

Eさん、順調のようですね~!

> 少しずつ無理せずなら

そんな感じでやっていただくと良いと思います。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2018/01/13 (Sat) 12:35:53

きむら様

ご返事ありがとうございます。

無理せず少しずつジョギングしていきたいと思います。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2018/02/23 (Fri) 19:27:54

母が膝を痛めていまして、もうすぐリハビリは卒業するそうなのですが、リハビリの担当の人から高齢者はあまり運動しない方がいいという趣旨のことを言われたそうなのです。

母は最近大分散歩できるようになってきたのですが、医療関係者の人が言っていることなので信じようとしてるみたいです。

高齢者はあまり運動しない方がいいというエビデンスでもあるのでしょうか?むしろ反対に運動した方がいいような気がしているのですが。

よろしくお願い致します。

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2018/02/24 (Sat) 06:16:33

全般に高齢者の方ほど、古い常識が強く摺り込まれ
「学習の強化」がある方が多く、これは医原性と言っても
過言ではないと思います。
また、それによる「不適切な態度と信念」も強く存在する方が
多いのですが、お示ししても気付いていただけないことが
多いです。
↑のことがNZガイドラインの「不適切な態度と信念」カテゴリーの
何番目の因子に該当するか、Eさんはお分かりになりますか?
例えばこの因子に該当のある方は、このようにおっしゃることが
多いです。
「歳が歳だから治るということは期待していないのですが、
少しでも悪くさせないように…少しでもラクになれば良いなぁと…」
控え目な方ほどこんな感じかな?


■軽度運動が高齢女性の死亡率を低下させた

専門家によれば、高齢者で身体活動量が不足していると、加齢による
脆弱性や健康状態の悪化を招くといわれている。
公式的なガイドラインによれば、高齢者は少なくとも週当たり2.5時間の
中強度活動(早歩きによるウォーキングなど)、もしくは少なくとも週当たり
1.25時間の高強度身体活動(ジョギングやランニングなど)を行うべきであると
いう。

残念ながら、高齢者の多くが中~高強度の運動をどの程度でも実施することが
できるというわけではないのが現状である。
研究者らは、63~99歳の高齢の女性6,489人を対象に、運動がどのように
健康に影響を与えるのかについて検討を行った。

参加者は、家庭での測定試験やアンケートへの回答、携帯型加速度計の装着に
同意した。さらに、参加者は睡眠記録も付けた。

研究開始時点においては、大多数の対象者は70代後半であり、BMIでみると
その多くが過体重であった。また、30%近くの対象者は肥満であった。


結果、大多数の対象者は、最大12ポイントの身体機能アセスメントスコアに
おいて、8.2ポイントを記録していたという。加速度計の指標から、1%の者が
低いレベルの低強度運動を行っていた。29%の者は高レベルの低強度運動を行っていた。15%の者は、中~高強度の身体活動を行っていた。

身体活動性レベルに応じてこれらの女性参加者の死亡数を検討したところ、
身体活動レベルが低かった者に比べて、より高レベルの身体活動性を示して
いた高齢女性ほど全ての要因による死亡率がより低下していることが明らかと
なった。

高齢女性がり多くの量の身体活動を低強度運動であっても行う事を日常生活の
中で増やし、また座りがちな時間を減らして行くことが推奨される、と
研究者はまとめている。

http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/jgs.15201/abstract;jsessionid=868E0B68E761E2070BE1E408102EC143.f04t01

※高齢者の運動習慣に関する研究・調査では、ポジティブ評価は
ありますが、ネガティブ評価のものは見つけるのが困難…。

※もう一つ。エビデンスを並べ立てるだけでは、かえって患者さんを
「追い詰める」ことになる可能性があります。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2018/02/24 (Sat) 16:09:58

きむら様

お返事ありがとうございます。NZガイドラインの不適切な態度と信念の5にあたるのでしょうか。母を見ていると膝の痛みは完全には治らないと信じてるようです。

軽度運動で高齢女性の死亡率を低下させるというエビデンスがあるのですね。ただ、伝え方が難しいですね。

すみません。よく聞いてみると、母はウォ-キングはあまりしない方がいいと言われたみたいです。ウォーキングをしすぎると骨がすり減るから骨が尖ってきてそれが膝に当たって、膝に痛みが出る、歩くことによってもっと減ってくる、骨はこれ以上強くならない、という趣旨のこと(すみません。記憶があやふやで大体のニュアンスしか伝えられず、また、専門用語も使えていません。)を言われたようです。実際母は歩いた後ちょっと痛いかな?と言っていたので、信じようとしてるみたいです。

きむら様が以前おっしゃっていた半月板の健康維持には一定の物理的負荷が不可欠というエビデンスと反するリハビリの人のアドバイスだと思いました。

せっかく散歩の習慣ができてきて、認知症予防や膝にも運動がいいと思うので、散歩を継続してもらうように上手くアドバイスしたいと思っているところです。

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2018/02/24 (Sat) 20:43:10

NZガイドラインの「不適切な態度と信念」(挑発的な
文言ですよねぇ、コレ。)の5は確実。
2と3も該当する可能性有り。

> 骨がすり減るから骨が尖ってきて

これ、違います。
それに、同じ状態でも痛い方、痛くない方といるわけです。
大変失礼ながら、お母さまは関節置換術を受けられたのでしょうか?
もしそうでないなら、病院での治療開始当初とリハ卒業の現在とで
膝関節の変形度は、まったく変化ないはずです。

で、「死亡率の低下」ね。(汗)
これは上手いこと言い替えてお伝え下さい。
「健康増進」とか。

それとね~。
こういう問題は、親子間で解決しようとすると、難しい場面が
出て来るかも知れませんよ。
よく言うじゃないですか、高齢者の自動車運転免許の更新を
家族が心配すると、まず反発されるって。

それからもう一つ。
大切なのは、「信じるか否か」ではなく「理解すること」です。
ご高齢になると、これがまた難しい…

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (?)  URL

2018/02/25 (Sun) 07:44:17

■毎日歩行、野菜摂取など…生活改善で「健康寿命」に
 2年余りの差も
2017年7月13日 (木)配信読売新聞

 適度な睡眠や毎日の歩行などの健康的な生活習慣を数多く
取り入れている人ほど、介護を必要としない「健康寿命」が
長いとの調査結果を厚生労働省の研究班が発表した。

 約1万人の高齢者を調査したところ、健康的な生活習慣を
多く取り入れている人とそうでない人では、最大2年余りの
差がみられた。

 国は、生活習慣の改善によって健康寿命を延ばすことを
目標に掲げている。研究班は2006年12月、宮城県大崎市で
65歳以上の住民に生活習慣などに関するアンケートを行い、
9746人について、9年間追跡調査した。

 調査で「健康的な生活習慣」としたのは、非喫煙または禁煙して5年以上
▽1日の平均歩行時間が30分以上▽1日の平均睡眠時間が6~8時間
▽多めの野菜摂取
▽多めの果物摂取――の5項目。これらの生活習慣の実践数と、
 死亡または要介護認定を受けるまでの期間の関係を調べた。

 その結果、実践数が0~1項目だった人と比べた健康寿命の差は、
2項目ある人は11・5か月、3項目だと17・4か月、4項目だと
23・9か月それぞれ長かった。5項目すべて行っている人では
25・4か月にまで差が開いていた。

 研究をまとめた辻一郎・東北大学教授(公衆衛生学)は「健康的な
ライフスタイルを取り入れれば、健康寿命の延伸が期待できることを
示唆する結果だ」としている。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2018/02/25 (Sun) 18:21:42

きむら様

アドバイスありがとうございます。
母は関節置換術を受けておりません。そうだとすれば膝関節の変形度は変わらないのですね。

健康増進と言い換えて伝えてみます。ただ、母の選択を見守ろうと思います。理解してくれることを望みますが・・・。

あと、健康的なライフスタイルが健康寿命の延伸に期待できるのですね。

いろいろありがとうございました。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2019/02/14 (Thu) 21:07:06

きむら様

お久しぶりです。Eです。お忙しい中すみませんが、現状報告と少し質問があるのですが、よろしいでしょうか?

実は、きむら様にはお話していなかったのですが、僕は、去年の12月まで12年間ほど、うつ病などの薬を飲んでいたのですが、瞑想などの効果からか今では薬を飲まなくても大丈夫になり、心も体調も記憶力もかなり回復してきました!

思うに、膝の痛みや腰の痛み、アキレスの張りなどは、うつとも関わっているのはないかと最近実感しております。長谷川先生も慢性の痛みとうつには関係があるというようなこともおっしゃっていました。

現在は、テニスのサーブのときに手首や肩が痛むのと、右膝がたまに痛くなるときがあります。骨折とかではないので、イエローフラッグだと思っています。最近は、腰痛学校で書かれていた痛みを好きになるという(痛みが出たとき、痛みに「ありがとう。愛してる。大好き。}とつぶやく)などを実践したり、散歩を楽しんで30分ほどしたり、歌を歌ったり、ヨガで体をほぐしたりしてます。大好きなテニスも週2回くらいできており、充実した毎日を送っています。(できれば、ゲームとかもやりたいのですが、サーブが肩の痛みなどであまり打てないのでまだ、ゲームをやってるサークルには入らずラリー練習中心でやってます。)

今一番気になるのは肩の痛み(日常生活でも少し痛みますが、テニスのサーブのときがとくに痛みます。)ですが、これについては認知行動療法のペーシングを参考にして、まずは、ラケットを使わずに、手でボール投げから始めつつあります。

現在はアクティベータ治療を採用している接骨院に週に1度くらい通っています。少しずつはよくなってきているとは思いますが、正直にいうと、まだ、痛みの不快感に対して嫌悪している自分がいます。そこで、お聞きしたいのはアクティベータ治療にはある程度エビデンスがあるのでしょうか?

きむら様もたしかホームページを見るとアクティベータ治療を採用していらっしゃったと記憶しておりまして、お聞きした次第です。

あとは、もし、回復のためのアドバイスが何かあれば、お聞きしたいと思っています。個人的には、腰痛学校や長谷川先生がおっしゃっていたように、治そうとしない、完治を目指さないということが大事だとはわかっているつもりですが、少しまだ痛みに敏感なのかもしれないと感じています。

とても長文になり申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願い致します。

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2019/02/15 (Fri) 06:33:19

Eさん

お元気になられたとのことで、大変喜んでおります!
また、うつ病の件ですが、12年もの間さぞや苦しい思いを
されたことと思います。服薬治療中断も…大半が大なり小なりの
中毒性があるものと思いますが、よくぞ!と感心致しました。

さて、愚拙ウェブサイトについてですが、まずはご高覧下さり、
ありがとうございます。

さて、愚拙が患者さんにご提供している施術ですが、愚拙は
こう見えて様々な施術がご提供できます。

1:カイロプラクティック技法
  ①脊椎系統への「パキパキ、ポリポリ」っとやるアレ。
  →愚拙の場合はガンステッドテクニックってヤツです

  ②トムソンテクニック
  →夏樹静子氏「椅子が怖い」に登場する、「派手な音が出る
   ギロチン台のようなベッド」を使うアレです。
   ドロップテーブルテクニックの一つ。

  ③モビライゼーション
  →ちょっと見、マッサージに見えますが、関節運動の誘導を
   図り、動きを促しながら関節可動範囲を徐々に…というヤツ

  ④アクティベータ

2:その他
  これはマッサージ系のものだとか、運動療法系のもの。
  一般的に、どこの整骨院や接骨院でもやっているようなこと。

とここまで書きましたが、一時中断、ちょっと失礼します。
続きは後ほど。

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2019/02/15 (Fri) 09:41:03

続きです。

で、1施術法のうち、欧米で急性腰痛に対して、ある一定の
有効性が認められているマニュピレーション、正確には
脊椎マニュピレーションですが、それは①~④いずれもが該当します。

ですが、私は①と②は使えますけど使いません。
②は必要ないと判断しました。というのも④が使えるので。
①は初見の方が相手だとなんとなくやりづらいので…。

それから日本では、柔道整復施術では、「頸部の急速な回転を伴う
施術を禁ずる」との厚労省令があります。
主にそういう理由で④を主体に施術をご提供している、という状況です。

1の中での「消去法」というのは、だいたい↑にお示し申し上げたような
感じです。

で、1と2に絞り込んだわけですが、

3:集学的アプローチ

これは認知行動療法の為の準備でもあります。


で、欧米各国の腰痛診療ガイドラインに登場する「マニュピレーション」
ですが、強いエビデンスが存在するわけではありません。
米国の場合だと、確かエビデンスレベルのD~Aで、DやC止まり。
NZの場合は、急性腰痛に対してレベルA。
ただし、米国版ではレベルAのエビデンスはないわけです。

そこに対して、具体的に「マニュピレーションのうち、どの技法が
良い」というガイドライン上の取捨選択はないのが実情でしょう。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2019/02/16 (Sat) 21:19:22

きむら様

お返事頂きありがとうございました!きむら様に喜んでもらって僕もうれしいです!

たしかに、薬を飲み続けた12年間は苦しんだ時期もありましたが、今では、それらがあったからこそ、その経験を今後に生かしていけるような気がしています。今年あたりは仕事にも復帰できそうな感じです。ただ、焦らず、油断せずに、今ここを楽しんでいきたいなと思っているところです。

アクティベータのエビデンスについてありがとうございました。現在のガイドラインではそれほど高いレベルのエビデンスではないという感じでしょうか。ちなみに、今、通っている接骨院も、鍼灸をやっていることと、きむら様のおっしゃている集学的アプローチは採用していないということを除けばほぼ同じような治療という感じです。治療中は僕がTMSジャパンで学んだことを先生とお話しながら楽しんで治療を受けていますが、幸いそこの先生もかなり僕がTMSジャパンで学んだことについて知っており(ただ、その先生はTMSジャパンの存在は知らなかったようです。)理解のある先生にあたれてよかったと思っています。

さて、まだ、質問があるのですが、現在、特に、テニスをしているときに、右膝が痛くなったり、右肩が痛くなったりすることがあるのですが、そういうときでも、休み休みだったり、テニスを楽しむ方に集中したり、痛み以外のことに意識を向けて、無理のない感じでやっていけば大丈夫でしょうか?

実は、未だに整形外科で言われた、両膝半月板損傷や、このままだと将来変形性膝関節症になりますよ的な呪いのアドバイスが無意識的に頭に残っていそうな感じがしています。これらの事実は現在では科学的根拠があまりないとみてよいのでしょうか?

また、最後になりますが、痛みが出たときの対処としては前に書きましたとおり、腰痛学校で書かれているような痛みに「ありがとう、愛してる。大好き」と言ったり、痛みに意識を向けずに、今ここを楽しんで生きる方に集中するなどの方法でよろしいでしょうか?

アドバイスが頂ければ幸いです。よろしくお願い致します。

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2019/02/16 (Sat) 21:52:24

ひとつご紹介してみますが…
題して、「スポーツ医学における常識のウソ」

・運動中に疼痛が増強したからといって運動を中断するよりも
 痛みの程度に応じて徐々に運動量を増やすほうがはるかに効果的である。
 (確証度C)
  http://1.usa.gov/uh1YSO

> これらの事実は現在では科学的根拠があまりないとみてよいのでしょうか?

おや?

> これらの事実

レントゲンでは半月板は見えないですよね?
それが事実。
見えていないのに「損傷」という診断は?
「憶測に過ぎない」ですよね?
「科学的根拠があまりない」どころのハナシじゃないですよね?

Eさん、まーだ理解できていなーい!

もっと「理解」を深めてください。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2019/02/17 (Sun) 22:32:06

きむら様

ご指摘や情報を頂きありがとうございます。

そうですね。半月板損傷という診断自体が科学的根拠があまりないのではなく、レントゲン検査からの憶測にすぎないのでしたよね。すみません。今後もまだまだ、理解の伸びしろがありそうです(笑)

腰痛については長谷川淳史先生が本やDVDを出してくださっているのですが、他の筋骨格系疾患でもそのような科学的根拠に基づく本があれば読んでみたいですが。

運動と痛みに関する情報感謝致します。ただ、リンク先が有効期限が切れているようです(泣)

最後になりますが、もしよろしければ、きむら様の接骨院で、筋骨格系疾患の患者様で、慢性化しやすい人はどのような特徴がありますでしょうか?

また、きむら様はそのような方達に対してどのように対応されているのでしょうか?

図々しいのは承知ですが、お答えできる範囲でよいので、教えてもらえると幸いです。

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2019/02/18 (Mon) 09:41:55

http://1.usa.gov/uhlYSO

↑コチラでした。申しわけない!

慢性化し易い方かそうでない方かの鑑別は困難と
思いますので、慢性化した方への対応をご紹介致します。

身体面への施術は、既にご紹介した通りです。
問題は集学的な面。

私たちが感じる「痛み」って、何の為の感覚なのか?
コレ、体を護る為の感覚ですよね。触覚、圧覚、温覚、冷覚、
それから痛覚。どれも基本は身体を守る為のものでしょう。

例えば裸足でどこかを歩いていて、足裏に鋭い痛みを感じた、
「イテっ!」となって痛みを感じた方の足をあげて、足裏の
状態を確かめますよね、大概の人が。
「痛み」ってのは、そういう有害である可能性が高い刺激から
我が身を遠ざけるための感覚、有害刺激に対する防衛的反応と
言えるわけですが、大概の慢性痛の方々には、そういう有害刺激は
発生していないわけです。

若しくは、有害刺激があったとしても、それが長期間継続的に発生
しているケースは、ごく稀なわけです。
そうした有害刺激なく発生している「痛み」って、何だろう?と
考えると、これは「過剰に防衛的に反応している」と考えるのが
妥当だろうと。

あるいは、例えば慢性腰痛の方であれば、事実をお示しして、一緒に考えるわけです。

日本の生涯腰痛発症率は、世界的に見ると80%を超える。
これは異常と言えるほど高い。
けれど、これが10%を下回る地域がある。

何故か?

日本には腰痛の専門診療科や施術所や店舗が沢山ある。
専門診療は、50年くらい前からやっている。
それでも日本の腰痛患者さんは、増加の一途だ。
(平成28年の調査では微減のようですが)

何故か?

こんなことを身体施術中に考えていただきながら対応させていただいています。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2019/02/18 (Mon) 22:00:11

きむら様

お返事や新しいリンクありがとうございました!

ただ、リンク先英語なのですね・・・。これから、たまに、エビデンスとか直接文献にあたってみたいと思っていますので、いずれ英語を勉強して解読してみせませす(笑)


さて、慢性痛のメカニズム、なるほど~と思います。長谷川淳史先生の個人治療プログラムなどでも、慢性腰痛の方やうつの方は脳の扁桃体(いわゆる闘うか逃げるか反応を司る)が過剰に働いており、それは、きむら様がおっしゃっているように、脳が過剰に防衛的に反応している証拠なのではないかと思いました。また、たしか、長谷川先生のお話では、扁桃体と記憶を司る海馬がつながっているようなので、ひょっとしたら、慢性の痛みというのは、脳が過剰に防衛的に反応している状態を何らかの原因によって脳が長期的に記憶している状態なのかもしれませんね。

したがって、その原因を突き止めればいいと思われがちですが、その原因は心理社会的因子を含め様々な因子が影響しており、その原因を一つに絞るというのは今のところ難しいようですね。そもそも、一病多因といわれているそうなので、原因を一つに絞ること自体が間違っているのかもしれません。

だからこそ、慢性疼痛の対策としては、一つに絞るのではなく、運動や瞑想、認知行動療法など、多角的なアプローチが必要になってくるのでしょうか。とにかく、今を楽しめが最強なような気が最近しておりますが(笑)。

すみません。また、勘違いしているかもしれませんが、その際はご指摘頂けると幸いです。

とりあえず、僕の質問は解決しました。お忙しい中つきあってくださり、どうもありがとうございました!

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2019/02/19 (Tue) 00:28:24

世の中に「絶対の正しさ」って、あるのか?ったら
あるんだろうけど、それが何なのか、具体的に示せって
言われたら、これは難しいですよね。

> 今を楽しめ

そう、それともう一つ。
「ちょっとだけ未来のことにワクワクしよう」です。

例えば登山やハイキングが好きな方なら、春になったら
どこの山に登ろうか?とか、夏はどこが良いかとか。

伊藤先生の「腰痛学校」には、佐野医師の言葉として

「腰痛を治したければ、腰の『治療』をしたらアカンのですわ」

みたいなフレーズが出て来ますが、腰というか身体施術だけに
依存しちゃイカンということですよね。

Re: 腰痛と膝の違和感について - E (男性)

2019/02/21 (Thu) 06:22:37

きむら様

お返事ありがとうございます。

そうですね。僕も、これから、仕事復帰のことや、恋愛のこと、テニスの試合に出たいこと、などなど、未来のことにワクワクしてきております。

そこで、そのために、今できることを楽しんでやってみようというスタンスでいきたいと思ってます。

例えば、仕事だったら、実務の本を読んだり、自分の好きなビジネスマンの本を読んだり、恋愛だったら、恋愛の本を読んだり、女の子と行きたいところなどをピックアップしたり、テニスの試合だったら、テニス指導のブログを読んだり、市民大会のYouTubeを見たりなど、未来のことであっても、今ここでやれること、楽しめることはないか?とつなげていければいいような感じがしています。

なんとなく、良い方向に行けそうな気がしてきました。本当にありがとうございました!

Re: 腰痛と膝の違和感について - きむら (男性)  URL

2019/02/24 (Sun) 18:34:58

> ここでやれること、楽しめることはないか?と
> つなげていければ

あー、そうですね!
まったくおっしゃる通りだと思います!

> そのために、今できることを楽しんでやってみようというスタンス

これが一番かも知れませんね。

> 本当にありがとうございました!

こちらこそ、ありがとうございました~!
何か大切な事に気づかせていただけたように
思います。

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