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「医療体制の充実」と「先進的腰痛診療」の関連度 - きむら (男性)  URL

2017/02/23 (Thu) 08:21:12

みなさん、こんにちは。
いつもお世話になっております。
ご同業の先生方、お世話さまです。

さて、拙ブログ記事より転記↓

<以下転記>
特にニュージーランドは、牧歌的情緒とともに私たち日本人は
医療後進国と考えていることと思います。
病院、診療所の規模・数、検査機器の種類や普及度、単位人口あたりの
医師の数 等々の比較では、日本のほうがはるかに先進的と日本では評価
されていることと思います。
多くの日本語サイトでも、同様な比較で「ニュージーランドは医療後進国」と
されています。

これを踏まえて、客観的にオーストラリアやニュージーランドと我が国の
腰痛診療を考えてみます。

一昨年7月、某公共放送で「腰痛 治療革命」というスペシャル番組が
放映されました。オーストラリアでの腰痛診療の実態をとりあげたものです。
ニュージーランドがこれに先駆けて同様のことを行っていますが、
番組で取り上げたのはオーストラリアでした。

両国ともに日本よりも医療面では遅れていると考えている方が多いと思いますが、
では、両国の腰痛患者さんが回復なさるまでの期間が、従来の診療と比較して
大幅に短縮できている、再発率も低下している、しかも両国での従来の診療の
場合の「回復期間(日数)」と「再発率」は現在のわが国の腰痛患者さんが
示す傾向よりも、いずれも低めであるということは、どう評価されるべきでしょうか?

日本よりも貧弱なはずの医療体制下で、これが実現されたということを、
我々はどう評価すべきでしょうか?
どちらがどちらに学ぶべきでしょうか?

<転記終わり>
ニュージーランド政府・官庁の意気込み、医療関係者の
潔い反省…というものがあったのだろうと推測しています。
検査機器をはじめとする医療設備や医療体制の充実を図る前に、
治療法の評価や病態概念を深く考察することで、「貧弱」とされるニュージーランドで、これが実現されたことを、
正当に評価すべきです。

Re: 「医療体制の充実」と「先進的腰痛診療」の関連度 - きむら (男性)  URL

2017/02/23 (Thu) 08:36:04

追記
長谷川さんの手がけられた書籍が、出版差し止め請求もなく、
一般刊行物として現在も流通しているのは、内容が事実に基づくものであるためです。
医科の先生方のほとんど、ご同業の先生方の多くは、長谷川さんの書籍の内容を
受け入れがたいのだろうと推察しますが、ニュージーランドが
そうであったように、オーストラリアがそうであったように、
いつか誰もが知る、世に定着する日が来ます。
では、いつから腰痛の病態概念を転換して診療しますか?
患者さん方が、「なーんだ、あのセンセイ、こんなことも知らないのか」となってからでは遅すぎませんか?

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